とらすず日記

訪れた日本のおすすめ場所や観光地などの旅情報を発信

鉄印旅【会津田島~日光東照宮~下館】

鉄印旅(信越関東編⑧ 3日目 3/3)
会津田島日光東照宮~下館


~2020年12月19日(土)~


会津鉄道で鉄印を購入後、本日の鉄印旅は終了。
来た道を戻り、途中の下今市から日光へ。
そこから日光東照宮へ行き、本日の宿先・下館駅へ。

13:02
会津田島駅から特急リバティ会津に乗車。


 

会津田島から下今市間は、乗車券のみで乗車可能。

指定席券購入者が来た場合譲る必要がありますが、今回鬼怒川温泉駅の一つ前で車内アテンドさんらしい人が来られ、座席移動の案内があり空席の4-5-6列目に移動し、安心して下今市まで乗車できました。



(リバティ会津は、AC電源とWifi完備。但し、会津野岩鉄道エリアのトンネル・山間部での電波は不安定でした)

14時27分に下今市駅に到着。

14:33
階段を渡り、日光方面の列車に乗車。



14時42分、東武日光駅に到着。



初めての日光。



当初予定しておらず、あまり勉強せずに来たのでバスターミナルに止まる東照宮方面のバスに乗車。
乗車した運転手に東照宮はどこで降りますか。と聞くと終点(大猷院・二荒山神社前バス停)までと返答。



15分程で終点に到着。(15時ごろ)

東照宮は、15時30分以降入れないので(閉門時間)急いで境内へ。



左側には、五重塔が。



1,300円の料金を払い境内を見学。

石鳥居(一ノ鳥居)の10段目には、二色の石盤・照降石(てりふりいし)があり、雨になると色が赤と緑に分かるようです。
(丁度歩いていると子供さんが親にこれこれ!と言ってたので気づきました)



また、陽明門の「逆柱」。
12本ある柱の1本だけ「グリ紋」が逆に。
 (これも大家族連れの一人の青年が現場で言っていました)



昭和62年5月に発見され、本社の拝殿・石の間・本殿を仕切る16本の柱の中にも2本あるようです。

境内に入り、この場所限定の「三猿おみくじ」(1回100円)を。

 

結果は、末吉。
内容は、あまり良くないことばかり。



定番の五重塔や「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻がある神厩舎・三猿、陽明門、眠り猫、207段を登った奥宮、本地堂(薬師寺)の天井「鳴竜」などを見学。



眠り猫(坂下門)の下をくぐると、207段の階段で奥宮(奥社)へ。
これから先は昔、時の将軍しか入ることができず、江戸時代は閉められていたようです。
徳川家康公の神柩が納められている宝塔と鋳抜門(いぬきもん)がありました。


 その後、鳴き龍(薬師堂)での説明は、最終グループで、閉門16時は過ぎていました。

 ★本地堂(薬師寺)の天井・・・「鳴竜」  
34枚のヒノキ板に描かれているたて6m横15mものの竜の絵が「日光の鳴竜」と呼ばれ、竜の頭の下で拍子木を打つと「キィーン」という甲高い音が反響して竜が鳴いているように聞こえます。
ちなみに、竜の胴体や尻尾の下で拍子木を鳴らしても何も聞こえないです。
★神厩舎(馬屋)の猿の彫刻・・・「三猿」  
厩を取り巻くように8枚の猿のレリーフがあり、ストーリ化されています。
そのひとつに「見ざる言わざる聞か猿」があります。


~神厩舎の猿の彫刻ストーリー~



「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻がある神厩舎は、それぞれストーリーがあります。

~1面 赤子の時期(赤ん坊時代)~

母猿が手をかざして子猿の将来をみています。幼いころ小猿たちは、「悪いものは見ない聞かない言わない」と母猿から教えられます。子猿は信頼しきった表情で母猿の顔をのぞき込んでいます。

~2面 幼少期(幼年期)~

3匹の猿が両手でそれぞれ耳、口、目を押さえています。これが有名な『見ざる、言わざる、聞かざる』の三猿の教え。好奇心旺盛な小猿たちですが、物心のつく幼少期には、悪いことを見たり、言ったり、聞いたりしないで、良いものだけを受け入れ、素直な心のまま成長せよという教えが暗示されています。

~3面 青年期(独り立ち直前)~

孤独感の漂う、いくらか苦渋の表情をした一匹の猿が座ったまま将来を見つめています。自力で『独り立ち』しようとする姿が暗示されています。

~4面 大人の時期(青年期)~

天を仰ぎ見る二匹の猿。立派な大人になろうとする心を描いているようです。右端に掘られた青い雲が『青雲の志』を抱く青年期が暗示されています。

~5面 大人の時期(挫折と慰め)~

崖下を覗き込む猿とその猿を慰める猿、崖っぷちを飛び越えようとする猿。まっすぐ人生に立ち向かおうとするなかで立たされる崖っぷち。慰め慰められることを体験しながら、挫折を乗り越えて行こうとする姿が暗示されています。

~6面 大人の時期(恋に悩む)~

あぐらをかいて恋に悩み猿とその横で木の枝にぶらさがっている猿。物思いにふけっている猿の姿が描かれています。伴侶を得るための恋愛中の悩ましさが暗示されています。

~7面 大人の時期(夫婦で乗り越える荒波)~

手を差し伸べる猿と、荒波に見える波に乗っている猿。これは結婚した猿を描いているようです。2人の前には『人生の荒波』を暗示する波が横たわっています。

~8面 大人の時期(お腹の大きい猿)~

物語の最後は妊娠してお腹が大きくなった一匹の猿が彫られています。子猿もやがて母猿になります。親になって知る苦労や喜び。子供が生まれると物語は、また1面の赤子の時期に戻ります。

16:33
行きと違い、東照宮を下り神橋バス停からバスに乗車。
(近くには、神橋がありました)



終点のJR日光駅まで乗車。(16:42着)



JR日光駅の駅舎は古く、2階にはホワイトルーム(旧国鉄日光駅一等旅客専用待合室跡)があり、綺麗なスペースが公開されていました。



徒歩5分程で東武日光駅
駅前には、昔の路面電車が展示されていました。



日光駅発の普通列車は、JRも東武も30分に1本程度。



左のホームは、特急のりば。右は普通列車の乗車ホーム。



東武日光駅売店で夕食の駅弁を購入して列車を待つことに。

17:28
東武日光線区間快速南栗橋行きに乗車。
朝乗り換えた栃木駅に。(18:30着)



ここからJR両毛線で小山方面へ。

18:42
JR両毛線小山行き普通列車に乗車。





18時53分に小山駅に到着。



今度は、水戸線に乗り換え。
小山駅は、大きな駅のようで端から端まで少し歩いて乗換えました。

19:06
JR水戸線下館行き普通列車下館駅へ。



19時28分、下館駅に到着。

駅前は、イルミネーションが。




この日の宿泊先は、「ホテルニューつたや」。
(翌朝、外観撮影)



駅から少し離れ、徒歩10分ほど。
コンビニに立ち寄り、ホテルの場所を少し迷いましたが無事到着。
シングルプランで税込4,378円。



尚、GoToトラベルキャンペーンを利用し、4,378円が、2,846円に。

~1,532円割引~
さらに、地域共通クーポン(紙)1,000円分を現地で受領。



ホテル到着後、東武日光駅売店で購入した駅弁をホテルで食べました。

~ 駅弁 日光杉並木 ~ 
徳川家康の家臣、松平正綱が植えたといわれる日光杉並木の杉の木をイメージした二段重駅弁。
上段には、日光名物の「湯波(ゆば)」、小エビのから揚げ、栃木産かんぴょう、いっこく野州どり、葉とうがらしなどが入り、下段は、照り焼きした鶏肉の細切りと椎茸が散らされた五目ごはん。
宇都宮駅那須塩原駅で主に販売されているようですが、東武日光駅売店で購入。(1,000円)
ごはん、おかずとも美味しかったです。
(販売元:有限会社松廼家)





*****
<2020年12月19日移動履歴>
Google履歴より)




<鉄印旅(信越関東編)3日目終了>


/*右クリックを禁止*/