とらすず日記

訪れた日本のおすすめ場所や観光地などの旅情報を発信

鉄印旅【浄土ヶ浜~岩泉小本~龍泉洞~岩泉~茂市~盛岡】

鉄印旅(東北・函館編⑩ 4日目 3/3)
浄土ヶ浜~岩泉小本~龍泉洞~岩泉~茂市~盛岡

~2021年4月25日(日)~

三陸鉄道の鉄印を購入し、列車に乗車するまで約2時間。
宮古駅滞在11:19~13:27)

時間が余るため観光地の浄土ヶ浜へ。
バスは、12時10分発奥浄土ヶ浜着12時半。
折り返しが12時40分で10分の滞在では時間がもったいないので、ここではタクシーを利用。


11:30
タクシーで浄土ヶ浜ビジターセンターへ。
途中には、震災後に作られた防潮堤が海岸沿いに建てられ海が見えない様子。
ドライバーさんが、防潮堤など説明されるので、写真を撮りたく海岸に立寄り。



宮古市魚市場周辺の防潮堤内からは、高さ10m級のコンクリートの壁が続いてる様子が見え、津波閉伊川を逆流し市街地に大きな被害をもたらした場所には水門工事も行われていました。



11:49
浄土ヶ浜ビジターセンターに到着。
(タクシー運賃は、1,340円ぐらいと予定していましたが1,660円でした。)



震災前は、このようなビジターセンターは無かった記憶でしたが、綺麗に整備され、下の海岸沿いは遊歩道が再度整備され、以前乗船した遊覧船は今年の1月11日に事業終了となりましたが、遊覧船乗り場だけが残っている感じでした。



遊歩道を10分ほど歩くと、観光名所の浄土ヶ浜に到着。
(現在はビジターセンターと奥浄土ヶ浜間の無料バスがあるようです)



この周辺も震災には大津波が来たようで、建設中のレストハウスも今では再度立て変えられ綺麗になっていました。

丁度昼食時間なので、レストハウスで「浄土ヶ浜こだわりカレー(750円)」を食べることに。



こだわりだけあり、ご飯の山が3個。
浄土ヶ浜を型ちどったようです。
実際の風景とコラボして撮影してみました。

12:40
浄土ヶ浜バス停からバスに乗車して宮古駅へ。
バスの運賃は、230円。



20分余の乗車で宮古駅に到着。(13:02)

ここから三陸鉄道に乗車し、岩泉小本駅へ。



13:27
三陸鉄道・普通、久慈行きの列車に乗車。
1両の車両には10名程の乗客。



震災のあった海岸沿いを走り、14時1分に岩泉小本駅に到着。



2015年12月23日に小本駅の名称から岩泉小本駅に改称され、駅舎は「小本津波防災センター」になっています。

ここから日本三大鍾乳洞のひとつの龍泉洞行きのバスが建物を出てすぐに止まっていました。



14:10
岩泉消防署前行の岩泉町民バスに乗車



14時36分、龍泉洞前のバス停に到着。
前には龍泉洞橋があり、渡ると入口・チケット売り場の建物があります。



橋の左には、「恋人の聖地」のモニュメント。
これは、2014年7月に日本のチェーンソーアート界第一人者でもある西間健氏の手による、二匹の龍によるハート型のモニュメント。
2014年1月1日に龍泉洞が「恋人の聖地」に認定されたために造られたようです。



橋を渡り、受付で観覧料金を。
大人1,100円ですが、ネットで事前に検索すると割引料金930円で入れるサイトがあり、画面印刷を提示して団体料金の930円を払い入口へ。



今は、感染対策で入口を入ると検温チェックがなされます。

龍泉洞
岩手県岩泉町にある龍泉洞
総延長約1,200m。(日本の洞窟中第62位)
高低差約249m。(日本の洞窟中第5位)
秋芳洞山口県美祢市)・龍河洞(高知県香美市)と共に「日本三大鍾乳洞」の一つに数えられているようです。
全長2.5kmや5kmとも言われ、現在も調査中の洞窟。
洞内総延長4,088mのうち公開エリアは700m。
8つの地底湖の3つが公開中。
洞内は平均気温10度ほど。
歩くと上から雫が垂れるので、上に覆いが掛けられ濡れる心配は少ない。
見所は地底湖ですが、撮影では分かりづらく第三地底湖を見るには、上り下り合わせて270段ほどの階段を必要とします。
洞窟内には、コウモリ穴や変わった鍾乳岩などが名前を付けられていました。 また、道路を挟んだ場所にも調査中の「龍泉新洞科学館」という名の洞窟があり、現在調査中のため洞内の撮影は禁止となっていました。

~~~~~~~~~~

洞窟内の様子



歩いていると上から雫が落ちてきますが、上に覆いが掛けられ比較的濡れずに済みました。
途中には、蝙蝠の穴やビーナスの鍾乳洞などが。



さらに、地底湖の見やすい展望台には、210段の急こう配の階段があります。



約30-40分ぐらいの洞窟内にいましたが、自然の洞窟なのでぐるぐる同じような場所を回る個所もあり、通常ならば出入口が同じようですが、混雑など感染対策のため洞内は一方通行で地底湖を見た個所あたりに出口があり、そこから外に出ました。

時間が少しあるので道を挟んだ龍泉新洞にも行きました。
(こちらも共通券として入れますが、だれも入口などには居ませんでした)

ここは、現在も調査中で、龍泉度新洞科学館として内部が公開されています。
先程の龍泉洞より中は暗く、団体のお客さんもこちらには来てない感じです。



16:00
龍泉洞前バス停からJRバスの盛岡行きに乗車。



このまま盛岡まで乗車すると早く着き楽ですが、今回はフリーきっぷ使用可能路線を使うため、7分乗車後の岩泉橋(16:07着)で下車。運賃180円。
龍泉洞前から盛岡駅前までのバス代2,710円。所要時間2時間13分)



ここから旧岩泉線を走る東日本交通のバスに乗車することに。
乗換待ち時間40分。ここからフリーきっぷが使えます。

この時間を利用して旧岩泉駅へ。
バスを降りた後ろの橋を渡って100m程突き当りに駅舎が。



駅舎内は、平日のみ日中公開されているようですが、ホーム側の周辺を散策。



線路が一部剥がされたり、隣接には消防署らしき建物があり、関係者の車の駐車場となっている個所もありました。

16:47
東日本交通・岩泉茂市線のバスに乗車。
乗客は地元のおばあちゃんが一人。20分後ぐらいで下車され、乗客1名で終点まで。



途中には、旧岩泉線の鉄橋が車窓から見えたり、2014年4月1日に廃線になった趣が今なおありました。



また、途中で運転手さんから「トイレは?」と言われましたが、写真だけと言って旧岩手和井内駅の写真を撮影。



山間と川沿いを約1時間半乗車。
18時15分、JR山田線茂市駅へ到着。



駅前には何もなく、人も誰もいない駅です。
乗ってきたバスは、列車が到着する客を待ち折り返し岩泉方面に行くため駅前で停車していました。

現在の茂市駅は、駅舎も立て替えられ、待合室も綺麗になっていました。
岩泉線のホームには、バリアフリー設備を増設され、行けなくなっています。
JR山田線のホームまでは、旧岩泉線の線を渡り行きます。



18:41
茂市駅から山田線で盛岡行き1両編成の列車に乗車。



乗客は4-5名程。
発車すると車掌が「きっぷは?どうですか」と聞いてきたのでフリーきっぷを提示して約2時間乗車。
途中、4-5回列車は急停止と警告音を鳴らしながら幾たびも停止。
夜間の山間部の走行なので野生動物がいたようです。

20:42
盛岡駅に到着。



夕食は駅前のローソンでおにぎりなどを購入して連泊先のホテルへ。


*****
<2021年4月25日移動履歴>
Google履歴より)



<鉄印旅(東北・函館編)4日目終了>


/*右クリックを禁止*/