とらすず日記

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鉄印旅【木古内~函館(五稜郭・函館山)】

鉄印旅(東北・函館編⑭ 6日目 2/2)
木古内~函館(五稜郭函館山

~2021年4月27日(火)~

木古内道南いさりび鉄道の鉄印を購入。
木古内駅から道南いさりび鉄道の列車は、9時5分の次は11時16分。
約2時間待ちのため、道の駅の案内所で「みそぎ浜」や裏の「薬師山の芝桜」などと言うと、窓から見える山肌には全く芝桜は咲いておらず、「レンタサイクルがありますが。。。」と言われ、借りることに。(4時間500円)
当初、レンタサイクルは、GWぐらいからと事前の告知がWeb検索で調べていましたが、更新情報が無く今年もGW前は無理だと思ってました。
自転車を借りれば、少し遠いですが新幹線のビュースポットがあるという展望台へ。

青函トンネルを出てすぐの新幹線や同じ線路を走る貨物列車が見れる場所。
しかし、新幹線は1時間に1本程度で貨物列車も極まれ。
今回は、以下が見れました。
<09:50頃>
 はやぶさ18号・東京行き  
 はやぶさ95号・新函館北斗
 <09:55頃>
 上り青森方面・貨物列車


電動サイクルで20分程走り、展望台に到着。



場所的にトンネルを出て撮影はできますが、障害物などが多く、綺麗な写真は撮れませんでした。

青函トンネルを入り、青森側の写真>



<函館方面の写真>



しばらくすると、はやぶさ95号(新函館北斗行き)が通過。
静かなので来るのが分かりづらかったです。



しかし、偶然上り下りのすれ違い列車が撮影できたり、貨物列車も青函トンネルへ入る写真が撮れました。



撮影が終わり、次の列車が来るのは1時間後。
今回は滞在時間20分程で見れたので満足。

10:00
展望台を後にして、来た道にあった旧江差線巡り。
時間がないので、写真だけですが、通り道に「へいせいつるおか」の駅名標がありましたが、これは江差線廃止後に道南トロッコ列車として運行している駅のようです。
 



ここから、一つ先に鶴岡公園駅がありましたが、こちらが旧渡島鶴岡駅
週末のみトロッコが運行されていますが、この日は誰もいなく閑散としていました。



10:20
江差線沿いの風景を見て木古内駅に戻ることに。
駅に行く前に駅前を突き当たった場所に、木古内町の伝統神事「寒中みそぎ祭り」が行われる場所に立ち寄り。



毎年1月13日から15日行われるこの場所は、白い鳥居が立ち、津軽海峡を挟み対岸には青森県下北半島や右奥には津軽半島も見えます。



木古内駅から徒歩7分程で、駅前真正面の道を歩くと到着します。

レンタサイクルを道の駅で返却し、少し時間があったので、ここで有名なソフトクリームを購入。



~みそぎの塩ソフトクリーム~
津軽海峡の海水から作った「みそぎの塩」を使った塩ソースがかかったソフトクリーム。
ひんやりと甘塩っぱい味。
木古内町の寒中みそぎ(佐女川神社)で、その名が付いているようです。
北海道新幹線木古内駅前の「道の駅 みそぎの郷 きこない」で発売。
(300円ですが、道南いさりび鉄道のフリーきっぷ提示で50円引)

11:16
木古内駅から道南いさりび鉄道に乗車。



江差線木古内五稜郭までが道南いさりび鉄道の路線ですが、列車はJR函館駅まで運行されています。



11時36分。渡島当別駅で下車。



ここには、徒歩20分程の場所に男子修道院トラピスト修道院があります。
今回は、フリーきっぷを持っているので、ここで途中下車。

駅舎もトラピスト修道院の玄関駅なので、ちょっと洒落た感じの建物。
無人駅ですが、駅舎内には郵便局が営業していました。





駅から徒歩約20分。
駅前から線路を渡り、駅裏道を歩く道がありますが、近道とも言われますが帰りの道とは所要時間は、あまり変わらない感じです。
結果的にこの道は、おすすめはしません。
駅裏の舗装道路から200m歩くと左に曲がると山道へ。
車は行き止まりですが、山肌に歩く道が続いています。



登ると、山肌道。
歩く場所は横幅30mもない感じの道。
右の平らなところを歩きました。
左側は崖の急斜面。
振り返った写真。右が崖。




これを抜けるとトラピスト修道院売店がすぐ近くにあり到着しますが、山肌の道が超危険。

11:55
修道院直営売店前に到着。



この後方を上がるとトラピスト修道院があります。



トラピスト修道院
カトリックの修道会の一つ「厳律シトー会(トラピスト会)」の修道院
ここは、全国的にも数少ない男子修道院で、現在でも女性の立ち入りが禁じられています。
中には入れませんが、門の左の小部屋には展示室があり、修道院たちの暮らしぶりなどの写真パネルが展示されていました。



また、裏山には、ルルドの洞窟があり、徒歩30分はかかるので今回はパスしました。
建物を振り返ると真直ぐ続く道は絶景です。



<歴史>
明治29年(1896)に信徒により函館市街に位置する当別の原野が寄進。
同年の11月に修道院として開院。
昭和10年(1935)には大修道院に昇格。
付近に葛登志灯台があることから「灯台の聖母トラピスト大修道院」というのが正式な名称。「トラピスト修道院」は通称。

 <日本のトラピスト修道院
日本には「厳律シトー修道会」(トラピスト)に属する男子修道院が二つ、女子修 道院が五つあります。
【男子修道院
灯台の聖母トラピスト修道院
 〒049-0283 北海道北斗市三ツ石392 (本修道院)
・お告げの聖母トラピスト修道院
 〒879-1509 大分県速見郡日出町大字南畑3350-7
【女子修道院:厳律シトー会(トラピスチン)】
・天使の聖母トラピスチヌ修道院
 〒042-0914 北海道函館市上湯川町346
那須の聖母修道院
 〒329-3224 栃木県那須郡那須町大字豊原乙川西3101
・西宮の聖母修道院
 〒662-0003 兵庫県西宮市鷲林寺町3-46
伊万里の聖母修道院
 〒 848-0032 佐賀県伊万里市二里町大里甲1-41


トラピスト修道院の見える所まで行き、売店まで戻ることに。
ここで、ここでしか味わえない修道院直営売店のソフトクリームを購入。



ソフトクリーム自体にもバターが使われており、濃厚な味わい。
ワッフルコーンかカップを選ぶことができ、いずれもスプーンの代わりにトラピストクッキーが1枚付いてきます。
また、駐車場横の製酪工場売店でポリ袋入りの「トラピストクッキー」と「トラピストバター飴」も購入。
空港などのお土産店では箱入りですが、ここでは小袋で販売されています。



ソフトクリームを食べ終わり、帰りは海に真っ直ぐ続く道を。
売店があった横には教会の建物がありました。



帰りも約20分ほど歩き、渡島当別駅へ。
滞在時間、約1時間(11:36~13:12)。

13:12
渡島当別駅から函館行き普通列車に乗車。



1両の列車に15名以上の乗客。
函館に近づくに立っている人も居ましたが、五稜郭駅で少しおり、終点の函館には13時55分着。



ここから五稜郭へ。
本来なら五稜郭駅に行くつもりでしたが、函館駅前からは直行のバスが出ているのでこちらを選択。
そのため、函館バス1日乗車券(カンパス)800円を駅前のバス案内所で購入。
五稜郭からJR運賃250円は必要ですが、シャトルバスがあり、夜の函館山登山バス片道400円にバスを利用するため購入)

14:15
函館バス・快速(五稜郭タワー・トラピスチヌ)シャトルバスに乗車。
乗客は10人以上でまずまずの混み様。



14:30
五稜郭タワー前バス停に到着。
目の前は、満開の桜の五稜郭公園。



最初は、五稜郭公園内を散策。
お掘には、満開の桜が。。。



その後、五稜郭公園の中心部にある箱館奉行所へ。



箱館奉行所
1802(享和2)年、函館山山麓に建てられ、箱館戦争を経て解体されましたが、2010(平成22)年に復元し、内部が一般公開されています。
内部に入ると映像で函館奉行所の説明があり、その後は復元された綺麗な部屋が沢山ありました。

14:50-15:20
五稜郭タワーへ。(900円)
展望台からは、五稜郭の満開の桜が綺麗に見えました。



この後は、函館駅方面にもどりホテルのチェックインですが、少し早いので、五稜郭の交差点前にあったラッキーピエロのお店へ。



16:30-17:00
ラッピーピエロ五稜郭公園前店で、一番人気のご当地バーガー「チャイニーズチキンバーガー(350円)」を注文。
注文までに5-6人に行列待ちでした。(商品が来るのに15分ほど)



甘辛味のから揚げが2-3個レタスに挟まれたハンバーガー。
ごく普通ですが、バンズのゴマが多かったり美味しかったです。

その後、バスで函館駅方面に行くのですが、以前も帰りのバス停が分からず、路面電車で行った記憶が。。。
今回も、下車したバス停はシャトルバス時刻が終了し、1本手前の大通りのバス停を見ても駅方面ではなかったり、結局うろちょろし、五稜郭バス停(丸井今井横)から乗車。(17:27発)

17:35
ホテル近くの函館駅1つ前の松風町バス停で下車。

この日の宿泊先は、「スーパーホテル函館」。

 



スーパーホテル函館~
税込3,200円(支払) 
<プラン名>
じゃらん春SALE】リニューアルした綺麗なホテルに泊まろう♪ 
 (予約先:じゃらん



部屋は広めでベッドの横には簡易ベッドも兼ねたソファーが。
壁紙も木調で落ち着いた部屋。(2020年4月にリニューアル)
ただ、スーパーホテル名物の大浴場は、湯舟3名、洗い場3名の超狭さ。
男女時間制で男性は21時半から。
入ったときは3名で、洗い場2名いましたが、出る際は5名ほど。
ロッカー・着替え場も1名が居たら体が当たる場所。
さっさとお風呂を後にし、部屋に戻りました。

18:20
ホテルから函館駅前方面へ。
朝市の場所を散策しましたが、夜なのでお店は閉店。
近くにあったラッキーピエロ函館駅前店へ。
(2階にあります)



さっき、ハンバーガーを食べましたが、今回はカレーライス。
No1.のチャイニーズカレーは、さっき食べた唐揚げが乗っているだけなので、No2.のトンカツカレーを注文。(750円+税)
こちらも4名位の行列を待ち注文、さらに出来上がるまで約10分ちょっと。



トンカツは、薄く普通でしたが、カレーのルーはコクがあり、ミルクが入っているようで少し硬めで甘さ控えめな感じ。
量的にもすこしボリュームがありました。

急いで食べて駅前から函館山行きの路線バス乗り場へ。

19:10
函館駅前から函館山行きの路線バスに乗車。
函館に来た際は、必ず行く観光スポット。
過去5回以上、昼・夜に行っていますが。。。

今回は、定期観光バスが19時55分に函館駅前から出ますが、料金1,300円。
路線バスの往復が800円なので今回はパス。
湯の川温泉の宿泊の方にはお得のようです。

路線バスに乗車すると、函館山の入口辺りから車内は消灯し車窓から夜景が見やすくなります。
約30分ほどで山頂へ到着。



この日は、山頂につながる道に観光バスが10台ほど停車していたので展望台は満員と予想していましたが、そのとおり、道民らしい修学旅行生が沢山いてコロナに関係なく先生と共に写真撮影で騒がしい状況でした。
少し様子を見て20時には一行が居なくなりましたが、随時ロープウェイや路線バスからの観光客が来るので人は絶えませんでした。

20:20
景色は何度見てもあまり変わらないので、20分程の滞在で路線バスで駅前に戻りました。



20:50
函館駅前に到着し、この日のホテルへ。

*****
<2021年4月27日移動履歴>
Google履歴より)

<全体 青森から函館>


<函館周辺>


<鉄印旅(東北・函館編)6日目終了>


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