とらすず日記

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鉄印旅【錦川鉄道】

鉄印旅(山口編 1/2)
大阪~広島~新岩国~錦町

~2021年6月26日(土)~

今回は、山口県を走る錦川鉄道の鉄印日帰り旅。

事前に大阪から日本旅行の広島日帰り切符(12,300円)を購入。
今回使用切符は、往路ひかり号、復路のぞみ号で、広島のお好み村でのお好み焼きクーポン(1,100円迄)付き。



さらに、広島ー新岩国間はJR西日本の「新幹線近トク1・2・3」きっぷを利用。
片道自由席利用で1,000円。往復で2,000円。
在来線利用が1,090円(JR860円+錦川線230円)なので、15分の新幹線移動と1時間10分以上の在来線利用では、新幹線の方が優位。

05:39
大阪駅から新大阪駅へ。(05:43着)
新大阪駅からひかり591号で広島へ。





N700A(16編成)の車両内には、今月末で撤去される公衆電話が出口にありましたが、すでに使用停止になっていました。





7時51分、定刻に広島駅に到着。



ここで一旦下車。
(本来ならば、そのままひかり号に乗車して次の新岩国で下車すれば錦川鉄道の1本早い列車の乗車できますが、昼得きっぷ(後述)利用のため下車。)

次の列車は、9時22分発のこだま841号。
(ネット予約していた近トク切符を自動券売機で受取。これはJR西日本エリアのどの地域でも券売機で受取可能。地域受取限定ではない)



約1時間ちょっと。

広島市内まで移動するには時間がないので、新幹線口側から徒歩7-8分ほどにある「廣島東照宮」へ。



ここは、広島藩主・浅野晟(あさの みつあきら)公の生母が、家康公の第三女、振姫(ふりひめ)であったことから、祖父家康公の33回忌(1648年)に建立した神社。



昭和20年(1945年)8月の原爆により桧皮葺神殿、中門、瑞垣、拝殿は焼失。
現在の社殿は昭和40年(1965年)に再建。
損傷を免れた唐門、翼廊、手水舎、本地堂、御供所、脇門、神輿および麒麟獅子頭は、江戸時代の建造物で、広島市の重要有形文化財に指定されている。





駅から7-8分。
二葉山の山麓に鳥居・参道・階段と直線に続き、階段を上ると社殿がありました。

さらに境内社として金光稲荷神社があり、裏山(二葉山)の山頂に奥宮があります。
階段500段、朱塗鳥居120数基の山道階段を20分程登りました。



途中には、本社があり順に「お産・出世・三狐呂・玉成・玉秀・高彦稲荷社」が続き最後には奥宮ありました。



ここからは広島駅方面の景色が綺麗に見えました。



ちなみに奥宮の少し上には、第二次世界大戦時使用した高射機銃陣地跡が残っていました。



時間は8時半過ぎ。
小雨を感じてきたので、リズムよく段差の異なる500程の階段を下って駅へ向かいました。

足がガクガクしながら新幹線へ。

09:22
広島駅からこだま841号(500系)に乗車。



(これは、6時59分に新大阪始発列車で利用もできましたが、早く到着して東照宮の参拝に時間を潰したかったので乗車しませんでした。)

乗車時間15分。
先の長い先頭車両・自由席に乗車。
1号車には7-8名の乗車。
あっという間に新岩国駅に到着。(09:37着)



高架下には、新幹線が停車しており、保線基地があるようで(広島始発)東京行きのぞみ号が停車していました。



(新幹線の天井には、号車番号が記載されているんですね)

新岩国駅から錦川鉄道清流新岩国駅に乗り換え。
乗り換えといっても、新幹線の高架下沿いに約7-8分歩かなければ行けません。



清流新岩国駅の列車の時刻は10時9分発。
(乗換時間32分待ち)

新幹線駅から歩いていた人は私を含め4名ほど。
出発する際には10名程が乗車しましたが、到着して清流新岩国駅



元々、旧国鉄(JR)岩日線の御庄駅
ホームには、御庄駅が掲げられた待合室がありました。



10:09
清流新岩国駅から錦川鉄道の列車に乗車。



乗車券は、車内で整理券を取り降りる際に清算しますが、今回はトクトク切符「錦川清流線・昼得きっぷ」を利用。



このきっぷは、日中の限定列車のみ利用制限あり、販売は終点の錦町駅または岩国城ロープウェイ管理事務所。
しかし、事前に電話予約しておくと車内で購入ができることで事前予約済みだったので列車に乗り込み運転士さんの所で現金を払い購入。



日付・氏名が書かれた封筒が準備され、帰りの片道だけ利用するとことこトレインの割引証明も添付していただいてました。
(車内で居た乗客は何か運転士さんからもらってたという声が聞こえ、別の男性が後で運転士に聞きに行っていました)

錦川鉄道錦川清流線は、山口県岩国市川西駅から錦町駅を錦川沿いを走る路線。
沿線には「清流の滝」(北河内ー椋野)、「かじかの滝」(椋野ー南桑)があり、この区間だけ徐行されていました。



(日中だけ観光徐行としてスポット地点を通過する前に自動アナウンスが流れますが、停車しないので写真には綺麗に撮れません。他社さんは停車するケースが多いですが。)
また、貸切などの観光目的で、停車しない臨時駅・清流みはらし駅の下の錦川では、SUP(立ったまま乗るカヤック)をしている方に遭遇!



少し見所はあるようですが、川沿いと山間を走る同じような光景が続いて、乗車時間52分で終点の錦町に到着。(11:01着)




ここで、錦川鉄道の鉄印GET!(通算39個目)

★★★★★★★★★★★★★★★★
これで、現時点39社の鉄印が完結!
★★★★★★★★★★★★★★★★


期間限定発売の第三セクター鉄道会社による連携企画『コラボ鉄印』(500円)も購入。


◆鉄印◆



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◇記帳場所 
 ・錦町駅窓口
◇記帳時間 08:15~20:15
◇記帳料  300円
◇記帳条件
 ・当日有効な乗車券
 ・鉄印帳
◇デザイン
・通常版
 シンプルな「てん書体」の判を直接鉄印帳に押す形式。 
第三セクター鉄道会社による連携企画『コラボ鉄印』
  (2021・4/24~9/30期間限定発売)500円

~コラボ鉄印とは~
第三セクター鉄道等協議会に加盟する主に西日本に所在する15社で連携し、天竜浜名湖鉄道様主導のもと同代表取締役社長松井宜正様が鉄印中央の鉄道会社名をご揮毫、ベースデザインを樽見鉄道様が担当し、各鉄道会社の車両が繋がる(連結)イラストや各鉄道会社の駅名を入れるなど、オリジナルの鉄印を制作したもの。
【参加鉄道会社】1.樽見鉄道2.天竜浜名湖鉄道3.愛知環状鉄道4.伊勢鉄道5.信楽高原鐵道6.京都丹後鉄道7.若桜鉄道8.智頭急行9.井原鉄道10.錦川鉄道11.土佐くろしお鉄道12.平成筑豊鉄道13.甘木鉄道14.南阿蘇鉄道15.肥薩おれんじ鉄道 

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錦川鉄道
NISHIKIGAWA TETUDOU Co.,Ltd.
1960年 国鉄岩日線(川西~河山)開業。
1963年 河山~錦町(4.8km)延伸開業。
1987年 4月1日、国鉄からJR西日本へ承継。
1987年 7月25日、錦川清流線へ転換・開業。
錦川清流線 : 川西~錦町 13駅(32.7km)

<次は、そうづ峡温泉からとことこトレイン、広島から大阪へ>


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