2周目・鉄印旅(九州・中国編③ 2日目)
長崎~雲仙~熊本・人吉
~2022年4月3日(日)~
今日は、長崎駅前からバスで雲仙へ。
その後、島原港からフェリーで熊本に渡り人吉への行程です。
08:20
ホテルの送迎バス(始発便)で、長崎駅西口へ。(08:30着)
本日から3日間、九州北部エリアで使用できる「SUNQパス(北部九州)」を使用。
長崎駅前にあるバスターミナルから雲仙行きの特急バスに乗車。
古い昔の雰囲気が残る長崎駅前ターミナル。
行先表示板もテレビモニターに変わり、旧仕様は未稼働。
09:10
長崎駅前ターミナルから1日3本の雲仙行き特急バスに乗車。
この日は、地元の高齢者集団が登山かハイキングか不明ですが、長崎市内のバス停から数名毎順に乗車してきて、15名程が有喜(09:55着)で下車しました。
その後、温泉地で有名な小浜(10:27着)で5名程下車し、終点の雲仙には定刻10時51分より少し早めの10時49分に到着。
何十年かぶりの雲仙。(子供の時ぶり)
バス停から見える温泉の湯気。
10:50~11:03
最初にバス停後方にある雲仙山・満明寺へ。
こちらは、純金箔の釈迦如来(雲仙大仏)がお堂に鎮座しているお寺です。
階段を上ると高さ5mのお釈迦様がお堂内に見えました。
(木道純金箔・24金箔5層貼/1917年開眼)
拝観を終えて、隣の住居の門に書かれていた「朱印所」へ。
呼出鈴を鳴らし、記帳をお願いしました。
境内には、鐘があり、その上をさらに上がると雲仙地獄の景色が見える展望台になっていました。
11:05~11:18
続いて訪れたのは、道を挟んだ所にある温泉神社へ。
創建は大宝1年(701)、島原半島一帯の祈願所「温泉神社」の総本山。
満明寺の守護神として四面宮を祭っており、山号は「温泉山」。
ちなみに、読み方は、うんぜんじんじゃ(温泉神社)です。
こちらの境内の横には雲仙地獄が隣接し、周辺には地獄エリアから敷かれているパイプなどがあちらこちらにありました。
ちなみに、この辺りですが昨年(2021年)8月13日の豪雨で土砂崩れの被害で雲仙地獄の遊歩道に影響があり、未だまだ通行禁止のところもありました。
こちらでも御朱印を拝受。
こちらで、普賢神社と妙見神社の御朱印(書置き貼付け)も拝受。
購入の際、手ぬぐいも頂きました。
次のバスの時間は、12時32分発。
滞在時間は、約1時間半。
雲仙神社に隣接する雲仙地獄を散策。
少し歩くと、雲仙名物の温泉たまごが販売。
2個(200円)と温泉レモネード(250円)を購入。
雲仙の地獄エリアを見ながら頂きました。
温泉たまごは、地獄蒸しなので、黄身の箇所が少し柔らかめ、旨い!
地獄エリアでは沢山の噴出口があり、名前も付いていました。
一通り、山の上を歩くコースを進み、時間があればと思っていた厳選かけ流しの湯「雲仙新湯温泉館」で日帰り入浴と思っていましたが、時間的に慌ただしいので、近くの足湯で、バスの時間を調整。(12:10~12:20)
近くのバス停は「雲仙お山の情報館」。
下車した雲仙バス停のひとつ手前。
12:32
定刻から2分程遅れて島鉄バスが到着。
乗客ゼロ。ここから島原港へ。
島原港までは、山の中をクネクネ回る道ばかり。
途中で2-3名の乗客が乗降し、定刻13時5分島原港に到着。
ここから、SUNQパスで使用できる熊本フェリーの高速船に乗船。
出港は13時50分。45分待ち。
昼食を食べていないので、フェリー乗り場内にある喫茶エリア(ルートsea)でカレーライス(590円)を食べることに。
レンジが動いていたのでチンしたルーのカレーだと思いますが、テーブルには、「牛肉と野菜・香辛料をじっくり煮込みました。辛さを効かせた自慢のカレーです」という文言が書かれた紙が置かれていました。
ちょっと辛めでしたが、まあまあ美味しく頂けました。
13:50
熊本フェリーの高速船「オーシャンアロー」に乗船。
船内は、2フロアーでソファー席、一般座席などがあり、最前方席はスペシャルシート(別途400円)がありました。
乗客は半分ぐらい乗り、まあまあ居た感じでした。
ここで、船内で販売されている御船印を購入。
こちらでは、熊本・島原のフェリー乗場でも購入できますが、船内で購入(300円)しました。
出港後、後方には雲仙普賢岳が見えていました。
途中、島原港を10分早く出港した九商フェリーを追い越し熊本港に向かいました。
(1年前は、九商フェリーを利用。こちらは熊本駅と港を無料送迎バスがあり、運賃も熊本フェリーに比べて格安)
熊本港に近づくにつれ、船は減速。
港湾工事関係で減速入港のようで、約10分遅れの14時30分、熊本港に到着。
下船した頃後ろを見ると、10分前で途中追い抜かした九商フェリーが入港していました。(こちらは元から低速運行なので定時入港)
14:45
熊本港フェリー乗場前から熊本駅前まで路線バスに乗車。
途中、女性乗客のひとりが企画乗車券?を運転手に使用確認。
運転手は、一旦出発し、停車しやすい停留所で停車し、営業所へ電話確認を行ったため3-5分停車・遅延。
15:19
5分遅れで熊本駅前に到着。
ここから人吉へ。
当初、熊本駅前から出ている高速バス「なんぷう号(宮崎行)」で人吉ICに乗車予定でしたが、購入した北部九州のSUNQパスでは、熊本県内の人吉まで乗車できないことが昨日判明したので、急遽JR熊本駅から新八代駅をJRで移動。
さらに、人吉ICへは、新八代駅から出るB&Sみやざき号に乗車することに。
昨日、分かったので、朝に長崎駅のみどりの窓口で熊本ー新八代・新八代ー人吉IC往復券・翌日のJR新八代ー八代の乗車券類を購入。
B&Sみやざきは、九州新幹線で博多から宮崎に行く方向けにJRバスが新八代駅で接続連絡する高速バス。そのため、JRのみどりの窓口でも乗車券・座席指定券の購入が可能です。
15:29
熊本駅から鹿児島本線八代駅行きの列車に乗車。
2両編成。ほぼ座席が埋まる程度の乗車率で発車。
16時1分新八代駅に到着。
改札には駅員が居なく、無人駅。
新幹線の乗換口は離れており、一旦階段を降りて、隣接する新幹線駅の建物に行く必要があります。
今回は、新八代始発のB&Sみやざきのバス停へ。
こちらは、新幹線の改札前を見ながら新幹線駅を通り抜けた先のロータリーにバスのりばがあります。
バスは、ロータリー内で時間待ちのため駐車していましたが、出発10分前に受付開始。
16:22
定刻に新八代駅を出発。
車内は、窓側が埋まり、通路側・私の横の座席も埋まり、7-8割の乗車率。
定刻より2分程早く(16:57着)人吉ICに到着。
人吉ICで下車すると、壁の裏側に人吉駅まで行くバスの乗り場があります。
すぐの発車で便利ですが、小型のバスが停車していました。
17:00
高速バスの人吉ICを降車後、裏のバス停「人吉IC乗降口」から人吉駅前に乗車。
私以外に新八代から乗車してきたちょっと変な親子3名も駅手前まで乗車。
17時12分。人吉駅前に到着。
人吉駅は過去2度ほど訪問。
いづれもJRを利用して肥薩線を旅していますが、水害被災で今は列車の運行はされておらず、JRの入口も到着時は閉まっていました。
今回は明日乗車予定のくま川鉄道ですが、急遽ルート変更を行ったおかげでJR人吉駅に隣接するくま川鉄道の人吉温泉駅の駅舎できっぷを購入できました。
営業時間は17時半までですが、閉店15分位前だったので明日に鉄印購入で部分開通したあさぎり駅に行くことを言うと、朝に乗車券(自動券売機)は購入できないと言われ、事前に手書きのきっぷを発券していただき、さらに現在も唯一ネット販売されている鉄印を事前購入された方に、駅名印+日付が鉄印帳に押印するサービスを受けました。
ちなみに、昨年購入したには、令和3年3月3日。
今年は、明日の令和4年4月4日にあさぎり駅で鉄印を購入する予定にしています。
対応を終えた後、職員の方から水没した1両の列車が奥に止まっているとのことで、跨線橋を渡り反対側の道路へ行くことに。
何度か来ていますが、跨線橋で奥まで行くのは初めてでしたが、渡り切った目の前に国指定史跡「大村横穴群」が見えました。
岩肌に数個の穴があいた光景。
水没列車を見る前に斜め右前にある横穴を見学に。
6~7世紀に造られた墓のようで、東西2群に27基の横穴があるようです。
その後、水没した列車を道路脇から見学。
17時半を過ぎると駅周辺は閑散。
人吉駅前も列車も来ないので人はゼロ。
しかし、18時前に2-3名の人が。
18時から始まるカラクリ時計を見るために、カップルと高齢男性1名が私が見ている周辺に寄ってきました。
このカラクリ時計。毎時0分に動くようで、偶然見ることができました。
その後、今日の宿泊場所に行く前に夕食と思いましたが、駅前はゴーストタウン。
お店は開いていなく、コンビニは少し歩いたところ。
少し歩いたところに唐揚げ専門店があり、テイクアウトで唐揚げ弁当と手羽先3本を購入して、ホテルにチェックイン。
今夜のホテルは、「ビジネスホテル チヨズル」。
素泊まりで税込4,000円。
YAHOO!トラベルから予約すると一休.comへの予約サイトになり、即時決済で200円引き。カード決済で3,800円。
建物自体は古いですが、受付のスタッフは愛想が良く、夜間早朝はスタッフ不在のため門の開閉方法、チェックアウト方法など実際のカギを使って教えていただきました。
部屋は比較的広く、洗濯機は洗剤とも無料。(乾燥機は有料)
特に問題もなく、過ごせました。
以上、2日目の鉄印旅は終了です。
<翌日は、くま川鉄道あさぎり駅から八代・肥薩おれんじ鉄道への鉄印旅>