とらすず日記

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八重山の旅④

八重山の旅(2日目2/2)
◆離島ツアー(波照間島)◆
~2023年4月11日(火)~

有人島として日本最南端の島に到着。(13:08着)

波照間港

こちらでは、安栄観光のIコース(5-6名)と阪急のツアー客(添乗員1名+約8名)、約15名がマイクロバスで島内観光をしました。 

島内観光用のマイクロバス(撮影場所:食事処)

港に到着後、少し離れた奥にマイクロバスが停車していました。
初めての人は、下船付近に待つ宿の送迎車の案内人に惑わされれますが、二度目なのでみのる荘のマイクロバスを探し、左奥へ。
1台が波照間観光(安栄観光)と書かれた車が停車していたのでドライバーに名前を言って乗車。
島に到着して10分位待っていると、島内観光の女性ガイドさんが登場。

13:20
波照間港を出発。
昼食場所へ行く途中にあるコート盛。

コート盛

琉球石灰岩を積み上げた火番所
琉球王朝時代に建てられ、海上や往来する船を監視して烽火を揚げたと伝えられています。

前回は下車観光を少ししましたが、今回は車窓見学。

13:25
昼食は、島の中心部の集落にある「居酒屋あがん」さんでいただきました。

居酒屋あがん

メニューは、小皿のチャンプル、もずく(?)、ソバ、ジューシーご飯。

昼食

ご飯は自分で注ぎにいき、着席後にソバが到着。
小皿の二品は着席前に置かれていました。

前回は、隣接する民宿みのる荘の中の座敷席で弁当を食べた記憶があります。
今回は、出来立てのものを頂けて美味しかったです。

食後は、隣接の黒蜜工場で製造された黒蜜を使った「黒蜜バニラアイス(350円)」を頂きました。

黒蜜バニラアイス

こちらは、ツアー料金に含まれておらず、別料金です。

13:55
予定時間14時より早く、集まったのでバスで日本最南端の碑がある高那崎へ。
途中には、島の中央に建つ灯台が見えています。

灯台

さらに、収穫が終えたサトウキビ畑の奥には、羽を折りたたむことができる風車もありました。

サトウキビ畑と風車

14:06
最南端の碑(高那崎)に行く途中に現在休止中の波照間空港へ立ち寄り下車見学。
(前回は車窓のみでした)

波照間空港

波照間空港は、2008年10月まで不定期でエアードルフィン石垣空港線を運航していましたが、11月から運休。
2014年10月にはターミナルを解体し、2015年11月末に竣工。
しかし、定期運航便が無い空港として現在に至っています。
(Dr.ヘリなどで利用されているようです)

5分程記念写真など撮った後、最南端へ。

14:17
有人島として最南端になる波照間島・高那崎(たかなざき)。
ここには、日本最南端之碑(右)と聖寿奉祝の碑(左)があります。

日本最南端之碑(左)と聖寿奉祝の碑(右)

その手前には、1枚石の「日本最南端平和の碑」もあります。

日本最南端平和の碑

周辺には、波照間之碑もあります。

波照間之碑

この周辺には日本の全47都道府県から集められた石を使い2匹の大蛇が交差する形に造られた歩道があります。

波照間之碑

最南端の碑がある高那崎。
琉球石灰岩の海食崖が約1kmに渡るところです。

高那崎

ゴツゴツした岩場の断崖には波が当たり、広大な海が広がっていました。
約20分の滞在。
以前来た時と変わりの無い所でした。

14:40
高那崎を後にして、次は集落を散策。
集落には幻の泡盛を販売する「泡波商店」があります。

JAに隣接する泡波商店(奥)

島外の出荷数が少ないことから幻の泡盛として有名になり行ったときは、ミニボトル以外は完売になっていました。

店内

私は購入しませんでしたが、30度数の泡盛を購入する方が多かったです。
(なお、この店舗、この日は15時閉店でした。通常は日曜以外9時-12時/14時半-17時が営業しているようです)

入口

集落を歩いていると製造している建物もありました。

波照間酒造所

15:02
集落には、最南端の郵便局があります。

波照間郵便局

日本最南端の郵便局・波照間郵便局

こちらで風景印を購入。

風景印

こちらの玄関口にある赤い丸ポストには、営業時間以外に風景印を頂きたい向けにポーチ袋がぶら下がっています。

ポストにぶらさがったポーチ袋

こちらに入れておくと風景印を押していただけるようです。

15:48
さらに、売店(まるま売店)へ。

店内

こちらでは波照間産黒糖(1袋150円)を購入。

波照間産黒糖

以前も現地で購入しましたが、青臭い味が残る黒糖でしたが、今回は甘い黒糖でした。

40分程、現地のガイドさんが集落を案内・散策。
そしてマイクロバスが停まるに乗車。(15:20)

15:28
集落から約10分で波照間ブルーと言われるニシ浜へ。

ニシ浜

「ニシ」は方言で北を意味し、波照間島では北側に位置しています。
無料のシャワー・トイレが完備された海岸。

海岸の駐車場・トイレ/シャワーの建物

遠くの対岸には西表島の島影が見えています。
遠浅なので、遠くまで歩いて行かれている人もいました。

遠浅のニシ浜

砂も海も綺麗でした。
約30分間、ゆっくり浜辺を散策しました。

15:58
波照間港へ到着。

波照間港

船の時間は17時20分発。
1時間ちょっと時間があり、周りは何も無いところ。
港のターミナル内には売店がありますが、飲食できるお店は閉店しており、先程のガイドさんが言っていた港の堤防へ。

堤防

堤防には5-6名の人が居たので簡単に行けると思いましたが、堤防に上がるのに一苦労。
テトラポットに足を掛け、堤防に寝ころびながら駆け上がり堤防の上へ。(本来なら危険なのでダメでしょう)

港を囲む堤防の先には、西表島の島影と海。

西表島の島影と海

後方には波照間港。

波照間港

左側には先程居たニシ浜が見えていました。

ニシ浜

苦労して登ってきた堤防。
帰りも大変。
私の前には子供連れのお母さんが一苦労して地上へ。
わたしも一苦労して地面へ着地。
危険を伴うので、おすすめできません。
(しかし、現地ガイドさんは、映えスポットと言っていたけどね)

港のターミナルに戻り、16時40分過ぎには安栄観光の船が到着。
満員ではないですが、20-30人以上の方が下船し、石垣からの荷物も桟橋に置かれていました。

第九十八あんえい号

出港まで30分以上ありましたが、行列ができ、前には島民らしき小学生集団がいて、船内の座席を占有。
仕方なく、船外後方の簡易座席に着席。

船外後方の簡易座席

17時過ぎには、ほぼ満席になり、船は出港。

竹富島に沈む太陽

17:07
予定より13分早く船は港を離れ、石垣港へ。

後方の船外座席

出航時間の前にもう一隻船が桟橋に到着していました。
恐らく、臨時便だったかも知れません。
石垣島到着後しばらくすると、その船が到着していました。
波照間島は人気の島で朝の便は満席になることも多く、以前の時からずっと人気の島のようです。島内の宿も予約が取りづらいようです)

18:15
波照間島から70分船に乗り、石垣港へ到着。

石垣港に到着した「第九十八あんえい号」

航路は風があると波が受けやすいので揺れが多いですが、この日は思った程の揺れは感じませんでした。
(シートベルトは着用しています)

2日目の宿も昨日と同じ場所。
チェックインはしなくていいので、残りの沖縄クーポンが使える場所を探しに街を散策。
使えそうな食事処を探すのがむつかしく、1時間程散策。

食堂えがお

桟橋近くに戻ってきた近くにあった「食堂えがお」さんで「ゴーヤーちゃんぷるー定食(1.080円)」と「泡盛・於茂登グラス水割り(450円)」を注文。

夕食

新しそうな店内。
お手頃で沖縄の料理が味わえるお店なのか、若者・家族連れで満席近くでしたが、食事ができました。

クーポンで1,530円を払い、宿へ。

沖縄クーポン 履歴



この日もゲストハウスおり姫。
シャワーを浴びて、就寝。
 
<次は、八重山の旅(3日目1/2)へ>

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