長野の旅(1日目・1/2)
◆大阪~名古屋・塩尻~諏訪大社(前宮)◆
~2024年6月4日(火)~
今回は、大阪から諏訪大社(4社)と戸隠神社(5社)を巡る旅。
使用切符は、連続きっぷ。
大阪市内から名古屋・長野・敦賀を経由し、山科までの【連続1】。
山科から大阪環状線天満駅までの【連続2】の2枚を事前に北新地駅で発券。
(運賃などは、最終日に記載)
06:00
自宅を出発し、最寄駅から大阪駅へ。
06:18
大阪駅から始発の快速米原行きに乗車。
車内は満席。
4分間立っていると、1駅先の新大阪駅に到着(06:22)。
ここから新幹線に乗車しますが、少し立寄る所が。。。
それは、スマホゲームの「駅メモ!」で開催中の企画「ルナと巡る!月夜の浪漫紀行」。
日頃は無課金で力は入れていませんが、折角なので見てきました。
場所は、新幹線改札内で地下鉄側の新幹線改札口すぐ。
スタンプもありました。
06:39
新大阪駅から東海道新幹線で名古屋へ向かいます。
自由席特急券を購入しているので、直近の新幹線に乗車できますが、6時33分発のぞみ68号は姫路駅始発の列車なので自由席は多少座っている感じなので次発6時39分の新大阪駅始発のぞみ288号(不定期列車)に乗車。
自由席(3号車)車内は窓側と三列通路側は埋まっていましたが、私の2席横(通路側)は名古屋まで空いていました。
(7時28分、名古屋駅着)
この後は、8時発の特急しなの号ですが、少し早い目に家を出た理由はここで、朝食のきしめんを食べるためです。
新幹線ホームの住よしさんのきしめん。
券売機で「きしめん(400円)」の食券を購入。
9名程の狭い店内。
食べていると満員になり、入口で待っている方も居ました。
味は、いつも食べる安定した味ですが、あくまでも立ち食い店。
食事を終えて、在来線ホームへ。
しなの号は10番線ですが、11番線には7時43分発の特急ひだ1号(高山ゆき)が出発していきました。
08:00
10番線に停車中の特急しなの3号。
入線は20分前にはしており、6両編成(後ろ2両自由席)。
出発する頃は、指定席(3号車)の窓側席は埋まり、千種・多治見・恵那・中津川と停車毎に車両中央に陣取る団体客の中高齢団体客が各駅から乗車して私の隣席(通路側)は空席でしたが、7割ほどの乗車率でした。
09:20
名古屋駅から約1時間20分乗車していると、「寝覚の床(めざめのとこ)の車窓が見えます」と車内アナウンス(自動)放送がありました。
09:55
塩尻駅に定刻に到着。
中央東線に乗換え。
塩尻駅乗換時間は3分。
6番線から1番線ホームの乗換は階段を使用します。
しかも特急しなの指定席車両から階段は遠いので、最後尾の自由席車両方面に向かい5号車(自由席)出口からホームに降り、階段を上り下り、同時間帯に到着した甲府行普通列車に乗換。
1番線に降りる階段と共に、狭いそば屋さんが見えましたが、開店が10時だったので営業していませんでした。
この時間は、各ホームに電車が止まり、1時間に1回このような風景が見れるようです。
09:58
中央東線・甲府行普通列車(写真右)に乗車。
車内は空席が多く思えましたが、6両位あったからでしょうか。
10:28
塩尻駅からみどり湖・岡谷・下諏訪・上諏訪を停車し、目的地の茅野駅に到着。
10:30~10:55
ここで、茅野駅周辺を探索。
2階の改札口を出ると東西の自由通路がありますが、正面に観光案内所があり、ここで配布されているカードを頂きます。
マンホールカードと眺望カード(第3弾・木落し公園)を頂きました。
東西の自由通路東口には、SLが保存展示されています。
このSLは、太平洋戦争中市内機や地籍にあった諏訪鉄山から軍需用に鉄鉱石が採掘され、輸送のため茅野駅まで専用線があり、走っていた機関車と同じC12形が置かれていました。
東口は、綺麗なロータリー広場がありますが、列車到着時(平日10時半)でも殆ど人影は見えませんでした。
東口の階段を降りた左に国宝の土偶(模型)が展示されています。
先程のマンホールカードでも土偶が描かれていました。
(絵柄のマンホールはこれから行く諏訪大社前宮参道にありました)
東口から再び西口方面の連絡通路と商業ビルを抜けると正面に石鳥居が立っていました。
鳥居の横に郵便局があったので風景印を購入。
官製はがきとポスト型はがきに押印。
10:56
茅野駅で30分程探索していたので、次に行く諏訪大社上社・前宮へ予定より少し遅くなったのでタクシーで向かうことに。
(※諏訪大社前宮へは路線バスが無く(廃止)、徒歩40分またはタクシーで約10分)
乗車時間7分。
料金1,400円。
初乗りは700円ですが、信号待ちなどあり、900円から1,000円さらに下車間際に1,300円が1,400円と一部区間のメーターのタイミングが瞬時に変わり、結局PayPayで1,400円支払い。
(当初予想は1,500円)
11:04
諏訪大社(上社)前宮へ参拝。
建御名方神、八坂刀売神を祀る神社。
諏訪大社の上社前宮・本宮、下社春宮・秋宮の中で唯一本殿があるのが、ここ前宮。
最初の鳥居から神原近くの鳥居の階段左には十間廊が見えていました。
(数名の参拝者が戻ってきたり、後方道路先の駐車場からも参拝客が散見)
鳥居の左側の大きな建物で、間口三間、奥行が十間あるところから名称がついていますが、昔は神原廊とも言い、神社でも最大の神事である三月酉の日の神事御頭祭(大立増神事、酉の祭り)がここで行われました。当日は大祝以下の全神職が総出で奉仕し、鹿の頭七十五頭をはじめ、鳥獣魚類等独特のお供え物をし、大祝のお使い(神使)神霊を奉じて、信濃国中に出発する為の大祭でした。この時の七十五頭の鹿頭の中に毎年必ず耳の裂けたものがあり高野の耳裂鹿と言い諏訪七不思議の一つに挙げられています。
この御頭祭、明治以降は四月十五日に行われ、本宮で例大祭を済ませてから行列を整えてお神輿を渡御し、十間廊上段の間に安置して神事をおこなっております。
昭和三十三年に不慮の災火にあい、ただちに再建に入り、三十四年四月に竣工しました。
十間廊からさらに少し登り道を歩くと正面に前宮本殿が見えてきます。
この辺りにマンホールカードに描かれているカラーマンホールがあります。
風車が見える水眼広場が横にあります。
平日の昼前でしたが、中年夫婦や練馬ナンバーで来た4人連れ若い男性グループ、さらに3名など参拝する方を見掛けました。
前宮本殿に到着した際も一人の参拝者がいました。
本殿の木々の四隅・時計回りに7年に一度架け替える御柱が鎮座。
本殿正面手前右側に「一之御柱」があります。
本殿正面左側には、水眼の清流が流れています。
こちらで手を洗うこともできます。
冷たく、気持ちいい!
近くに水眼の説明板があります。
水眼の奥に「二之御柱」が見えています。
二之御柱後方に水神さんがあり、こちらで一人の女性が長いお祈りをあげていました。
水神さまの奥に「三之御柱」が見えています。
「三之御柱」が見えていますが、ここから行くには右手に水眼の清流が流れているため簡単に横切ることが出来ません。
清流の置石を踏みながら渡り「三之御柱」へ。
最後の四之御柱は本殿裏から進みます。
横から諏訪大社唯一の本殿を見ることができます。
諏訪大社の御神体は、自然そのもので、諏訪大社 上社. 御神体山守屋山. 諏訪大社 下社. 御神木杉(春宮)・イチイ(秋宮)です。
本殿後方を進むと「四之御柱」が見えてきます。
本殿周辺にある4本の御柱を直接目の前で見ることができるのは上社前宮のみです。
一之御柱裏を見ると引き跡を見ることができます。
参拝を終え、十間廊の下付近にある社務所で御朱印(500円)を拝受。
(引換番号の栞付き)
記帳される方が居なかったので、待ち時間なし。
今回は、諏訪大社4社を巡るので御朱印帳(大判2,000円)を購入。
諏訪大社専用御朱印帳で、最初4頁の右下に前宮・本宮・春宮・秋宮の印が印刷されています。
諏訪大社前宮で約40分滞在。(11:04-11:43)
普通の方でしたら、20分程ですが、人の映らない写真撮影などで時間を要していたので2倍の時間を要しました。
この後は、上社本宮へ向かいます。
本宮へのアクセスは徒歩か車。
徒歩の場合、約20分から30分。
参拝者の多くは、神社前の無料駐車場で車を止めて次へ進みますが、この日は私以外誰も歩いている方は居ませんでした。
11:44
諏訪大社前宮から国道152号線、県道16号を歩き本宮へ向かいます。
11:55~11:58
途中、山側に少し登ると茅野出身の建築家・藤森照信氏の作品を見ることができます。
最初に目にするのが「空飛ぶ泥舟」。
4本のワイヤーで吊り下げられており、地上約3.5mに浮かんでいます。
2010年に茅野市民館主催のワークショップで製作され、2011年に今の場所に移設。
さらに上には、「フジモリ茶室」のひとつ高過庵。
「木の上の茶室」として地上6mの2本の木の上に建てられています。
アメリカの『TIME』誌により「世界でもっとも危険な建物トップ10」に選ばれたようです(1位はピサの斜塔)。
傍には「低過庵(ひくすぎあん)」も見えました。
ちょっと高台に登ってきたので茅野の街並みも少し見ることが出来ました。
前宮から本宮の道沿いを寄り道(約10分)していましたが、再び県道16号に戻り本宮へ向かいます。
12:08
途中には、200段の階段が直線に見える北斗神社がありましたが、今回はパスして先へ進みます。
12:13
諏訪大社前宮から徒歩30分。(寄り道10分を含む)
寄り道をしていましたが、道路沿いを歩くと正面に東参道の鳥居が見えてきました。
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