沖縄本島の旅(4日目)
◆那覇市内・普天満宮◆
~2023年10月5日(木)~
この日も予定は、特にないですが、熱中症警戒アラームが出る日で曇りですが、予報は一時雨とのこと。
(一日中、曇りのち晴れでした)
08:57
二日間利用した沖縄ホテルさんをチェックアウト。
この後、本日夜から当初予定して2泊する「沖縄サンプラザホテル」へ荷物を預けに行きます。
偶然ですが、安里の駅から一駅先の牧志駅が夜のホテルの最寄駅ですが、歩くと1本道。
約10分歩くとホテルに到着。(09:10-09:17)
モノレールは、ぐるっと迂回しますが、歩くと1本道の先にホテルがありました。
ここで、9時過ぎですが、東南アジア系のフロントの方に荷物を預け、本日の予定をスタート。
09:26
牧志駅からモノレールで古島駅へ。
予定は普天満宮。
本当なら牧志駅前からバスに乗車すれば行けますが、時間があり、モノレールの24時間券を購入したので、バス代を少し安くなる古島駅へ向かいます。
09:33
古島駅に到着。
大きな国道沿いの上にある駅の周辺は住宅・商業施設がある所。
バス乗り場を迷いつつ、駅舎から下を見るとバスが遠くの方で停車したため国道330号線沿いの長い路肩の先にバス停があり、待つことに。
沖縄の路線バスは、初めて。
09:57
遅れを予想していましたが、9分遅れで具志川バスターミナル行き(琉球バス・90知花線)に乗車。(運賃540円)
約30分乗車し、普天間バス停に到着。(10:29)
ここから普天満宮は、交差点を挟みすぐの所。
信号を渡ると、左に普天満山・神宮寺、右に普天満宮が見えてきます。
10:33
階段を登り、境内を進むと拝殿があり、こちらで参拝。
御朱印は、閉鎖されていた窓口ではなく、社務所のインターホンで呼び出し、祈祷者受付控えの2階で待ち対応して頂けました。
何かの行事があるのか、頻繁に狭い通路の控室に神職関係の方が通り、10分以上御朱印で時間がかかった印象を持ちました。
この後、奥宮(洞窟)へ参拝。
こちらは、拝殿横の控室に参拝記入が必要で、20分毎に開放しているようでした。
10:40
拝殿・本殿奥にある普天満宮洞穴へ。
時間になり、巫女さんが申し込みの1組(夫婦らしき男女)と私の3名を、施錠した洞窟入口へ誘導、そして参拝。
洞窟内には拝所があり、洞内は撮影禁止のため、公式サイトから転用写真を掲載します。
<普天満宮洞穴(市指定文化財「名勝」)>
洞穴は、全長280m、洞口が2カ所、大きな広場が三カ所あり、過去の水流の痕跡を示す洞穴ノッチも見られます。
洞穴の形成規模等からして地域の地形地史を知るうえでも貴重なものです。洞窟内及び東洞口付近は遺跡となっており、沖縄貝塚時代前期後半以後(約3000年前)の遺物が多数発掘されています。
また、約2万年前の琉球鹿、琉球昔キョン、イノシシなどの化石も発見され「普天満宮洞穴」は平成3年8月1日付で、宜野湾市文化財「名勝」に指定されました。
(公式サイトより)
洞窟内の左側奥は行き止まり。
右側にも続く鍾乳洞。
この先に入口が見えますが、鉄柵で通れないようになっていました。
入口は、常時行けないように厳重に警備会社のセキュリーが設置されていました。
11:00
普天満宮の参拝を終え、隣接する普天満山・神宮寺へ。
1459年に神仏習合の寺院として建立された東寺真言宗のお寺。
御本尊は、聖観世音菩薩。
こちらで、御朱印を拝受。書置き(300円)
普天満山・神宮寺と普天満宮の参拝を終えて、再びバスで那覇市内方面へ。
11:31
琉球バス・普天間バス停からバスに乗車。
時刻表を見る限り1時間に1本のようですが、時間が15分位あったので先の普天間市場入口のバス停へ。
本数が多かったですが、分からなかったので再び普天間バス停へ。
11:58
約30分乗車し、西原入口バス停で下車。(運賃380円)
こちらでは、モノレールの最北駅・てだこ浦西駅の最寄り。
バスを降り、振り返ると「だるま屋」という飲食店。
車が頻繁に出入りしているので、ここで昼食。
店内は、現場の仕事中の方や学生さんで満員近く。
50種類以上のメニューがあり、安くて食べれるお店のようです。
注文は、ガパオライス(650円)。
券売機で購入後、カウンターで食券を提出。
10分程で、おすすめのガパオライスを食べれました。
暑い日ですが、スパイスが効いて沖縄でタイの屋台料理が食べられるとは思いませんでした。
人気なのがわかるお店でした。
12:25
食事を終え、モノレール駅の終点駅「てだこ浦西」へ。
先程食べたお店から急な下り坂が続く道。
モノレールからだと急な坂が続くので逆で良かったです。
終点付近には、特に何もなく、少し離れた所に住宅や商業施設がありそうです。
終点なので、先はレールが途切れています。
こちらでは、少し歩いたところに浦添城跡があります。
公園になっており、入口は、ここからかと思いますが、チェーンがあります。(横の駐車場入り口は開放されていますが。)
先を進むと石畳道が見えてきます。
だいぶ上に登り見晴らしがよくなりました。
行った時は、石垣の整備工事がされていたようで、ヘルメット姿の関係者の方が多数いました。
なお、観光する方は見掛けませんでした。
上に上がると平坦な場所。
道に沿って進むと、ディーグガマがありました。
下に降りて見れますが、中までは入れません。
その後、石壁門の道を進みます。
下った右側には「浦添ようどれ」があります。
その前に浦添グスクと書かれた看板がありました。
<浦添グスク>
かつて首里城以前の時代、沖縄中部を支配していた中山王が築いたグスク(城)のこと。
浦添城跡一帯の丘陵は沖縄戦当時「前田高地」と呼ばれ、日米両軍の激戦が繰り広げられたところでもあります。
<浦添ようどれ>
琉球王国の陵墓で、英祖王と尚寧王が一族と共に葬られているようです。
遠くからも見ました。
13:47-14:10
ちょっと休憩も兼ねて、公園の端にある「浦添グスク・ようどれ館」へ。
「ようどれ館」は、入館料100円が必要。
館内には、浦添ようどれ西室(英祖王陵)のお墓内部を実物大で再現した模型があります。
「ようどれ」とは、琉球王国の言葉で「夕凪」という意味で、王様が静かな場所で安らかに眠るようにと名付けられたそうです。
実際のお墓の内部は現在非公開です。
ようどれ館で20分程滞在し、モノレールの駅・浦添前田に戻ります。
館内の方から教えて頂いた道を通り、行きとは違い10分程で駅に到着。
14:32
浦添前田駅からモノレールに乗車。
ここからは、特に予定が無いので、駅探索をします。
最初は隣の経塚駅へ。(14:34着)
特に周辺は何もないので、改札を出ましたが、すぐにホームに戻り次の列車へ。
14:44
経塚駅から隣の石嶺駅へ。(14:46着)
こちらも特に何もなく、改札外を出て、すぐにホームへ戻りました。
14:56
石嶺駅から次は市立病院前駅へ。(15:02着)
こちらは、名前の通り病院に直結しており、改札から通路を通ると病院入口まで行けるようです。
15:12
病院以外に特に何もなかったので、市立病院前駅から少し乗車して小禄駅へ。
こちらは、駅前にイオンがあり、買い物客などで利用者は見掛けましたが、平日の昼間は列車からの利用客は少なく感じました。
イオンの中を少し見ましたが、買い物目的ではないので、再びモノレールに乗車。
15:52
小禄駅から隣の赤嶺駅へ。
こちらは、日本最南端の駅として改札内に顔出しパネルがありました。
特に証明書などが無く、改札外の端っこに石碑があるだけで、最南端駅としてはあまり目立った感じでは無かったです。
時間は16時過ぎ、まだ宿へ向かうのは早いので、一旦隣の那覇空港駅へ。
16:14
赤嶺駅から那覇空港駅にモノレールを乗車。
空港には、ポケモンが至る所にいました。
空港のポケモンの写真をたくさん撮り、そろそろ宿のある牧志駅へ向かいます。
17:02
この時間帯のモノレールは、観光客も乗車し、途中からは大勢の方が立つほど。
17分の乗車で牧志駅に到着。(17:19着)
17:44
本日の宿(沖縄サンプラザホテル)にチェックイン。
朝に荷物を預けたのを受け取り、部屋へ。
今回は、シングルルームを予約していましたが、何と!
和室と洋室がある広い部屋。
間違いかと思いましたが、今回は公式サイトから予約したので、もしかするとその特典かも知れません。
公式サイトで予約した理由は、沖縄の旅行支援「おきなわ彩発見NEXT」で割引を受けるためです。(公式サイト限定)
旅行支援は、9月末まで行われていましたが、この旅行を予約する数日前に11月末まで延長(10/20で予算切れ・打ち切り)され、一般の宿泊サイトからの申し込みが不可だったので、公式サイトを利用した経緯があります。
通常料金は、朝食付きで連泊10,800円。
初日(10/5木)は、4,900円、二日目(10/6金)は5,900円。
ここに、おきなわ彩発見NEXT特別割引が、2,160円。(20%引き)
よって、支払いは8,640円でした。
さらに、地域クーポン4,000円分(2日分)付。
実質、4,640円で2日宿泊した感じです。
少し部屋で休憩し、夕食へ。
今夜は、前々日に行ったお店の方のご紹介のお店へ。
お店は隣駅・安里近くなので、フリーきっぷもあるので一駅乗車。
18:31
牧志駅から1分で安里駅に到着。(18:32)
ここから7分先の「泡盛居酒屋ほたる橋」さんへ。
紹介された店主の方が、泡盛を飲むならここと紹介されたお店で、入店時にこの旨を伝えるとすぐさまカウンター席に誘導。
お店には、紹介された同年代の若い息子さんと両親が営む店で、店内には数多くの泡盛の瓶が並ぶ感じです。
先日も泡盛を頂きましたが、今回のテーマは沖縄本島の泡盛。
今年初めに八重山諸島に行った際は、八重山を中心とした泡盛を飲み、過去にも石垣島で数ある泡盛を口にしたので、今回は本島のおすすめを提示。
すると、1杯目は、太平。
1898年 創業
太平という銘柄は戦争のない平和な世界を願ってつけられました。 ラベルの金と赤の円は内側が地球、外側が太陽を表しています。 泡盛らしいクセはありますが、飲んでいくうちにその良さに気づいてもらえると思います。
深みのあるまろやかな味わいに仕上がる老麹を使った一般酒で、豊かで華やかな香りときれいな甘い味わいです。
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最初は、おちょこでストレート。
30度は、きつい感じですが、泡盛感が感じるしっかりした味。
その後は、氷(ロック)、水で割って飲んでいきます。
そこで、つまみを注文。
おすすめは、大根わさび漬けと昆布イリチー。
大根わさび漬けは、ビールとお砂糖、わさび、お酢などでつけたもの。
少しわさびとお酢を感じますが、ビールと砂糖を使用しているか泡盛に合う感じでした。
昆布イリチー
くーぶイリチーだって!
昆布を炒めたもの
昆布のヌルヌル触感もあり、こちらも泡盛にピッタシ!
続いて、2杯目は、萬座。
古酒43度の泡盛。
度数は高いですが、古酒(クース)の「まろやか」を味わえます。
こちらもおちょこで、ストレート。
やはりきついですが、まろやかなので、飲めますが、その後はロックで。
◆萬座古酒43度◆
恩納酒造所 / 国頭郡恩納村字恩納
1949年 創業
恩納村唯一の酒造所、恩納村の嘉真良井(カラマガー)の清水を仕込み水にしよう。その名に冠した「萬座」は万人に愛される事を願って名づけらた。
創業と同時に発売された看板銘柄とも言える商品で、恩納村の自然と風土に育まれた芳醇な泡盛。濃厚で独特な甘味と柔らかい喉越しが特徴。
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三杯目は、コレ!
まるた 30度
こちらは、古酒と違い、30度の泡盛。
シンプルな泡盛を最後に頂きました。
◆まるた 30度◆
やんばる酒造 / 大宜味村字田嘉里
1950年 創業
地元の田嘉里集落の「田」を○で囲んだネーミングで、酒造所を代表する創業当時からの銘柄。
田嘉里川上流の自然水を仕込み水と割り水に使用し、蒸留から約8〜10ヶ月貯蔵したものを瓶詰めにしており、豊かな香りとまろやかな味わいが特徴。創業当時からのレトロなデザインのラベル。
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約2時間半(18:39-21:15)美味しい泡盛、お店の息子さんとお話を楽しみ、ひと時を過ごせました。
(料金は二枚半)
この後は、少し飲みすぎたので、少し酔ろめいていますが、モノレースに乗るより歩いて帰る方が良いかと思い、知らない道をホテル方向へ。
結局、安里・牧志周辺はモノレールだとぐるっと回るので直線で考えると歩く方が早くなります。
牧志駅近くのスーパーで買い物をして無事ホテルに到着。
酔い覚ましに購入したアイスを食べて、大浴場に入り就寝。
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