とらすず日記

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若狭・小浜の旅

若狭・小浜の旅
◆若狭小浜・日帰り旅
~2023年9月9日(土)~

今回は、青春18きっぷの残り1回を利用して福井県若狭へ。

自宅を7時半前に出発し、大阪駅へ。

07:45
大阪駅から敦賀まで新快速に乗車。

大阪駅

敦賀まで約2時間。(07:45-09:50)
乗換不要で湖西線経由で敦賀まで行く列車。
過去も数回乗車していますが、青春18きっぷシーズの車内は立ち客が終点まで続く路線。
途中の近江今津駅で12両編成の前4両が敦賀行きで切り離し作業があります。(09:05-09:19)

ずっと満席の中、定刻に敦賀駅に到着。(09:50着)

敦賀駅

09:53
隣のホームには、福井行きの普通列車が停車。
新快速に到着した人が一斉に乗換え、数分後には発車。
(私は敦賀駅で下車)

敦賀駅では、来春の新幹線開業に向け整備が進んでいるようです。

新幹線開業カウントダウン

敦賀駅から次は小浜線に乗り換え。
列車は、11時18分発の1時間半待ち。

駅周辺にある施設では気比神宮が有名なので、参拝へ。

駅から15分程歩くと気比神宮に到着。

気比神宮

10:12-10:36
過去に2度来ていますが、今回は御朱印を拝受。

御朱印

毎回思うことは、いつも境内の露店が賑やか。
参拝者も頻繁に来て写真撮影には困ります。

今回は、時間があるので境内社・角鹿神社(つのがじんじゃ)を参拝しました。

角鹿神社

こちらは、境内にありますが、末社・児宮(中央)と大神御前神社(左)があり、三社が並んでいました。

三社

敦賀駅に戻る途中にのアーケード商店街付近には銀河鉄道999のモニュメントが点在。

銀河鉄道999のモニュメント

以前、バスに乗車せず、気比の松原敦賀港を散策した思いでがあり、今回は小浜線に乗るため駅へ戻ります。

11:00
敦賀駅に到着し、駅で昼食用小さなお弁当を購入して小浜線ホームへ。

敦賀駅

2両編成の電車。
車内は、すでにほぼ満席。
少し席があったので着席できましたが、福井方面から到着(11:03着)の普通列車の乗客、大阪からの新快速(11:15着)の乗客が乗り継ぐ際には立ち客も多く、11時18分発の列車は混雑していました。

行先時刻

ちなみに、小浜線の11時18分の前列車は、2時間半前の7時49分発です。2時間近く午前中に列車は走っていません。

11:18
敦賀駅を定刻に発車した東舞鶴行きのワンマン普通列車(2両編成)。
西敦賀駅(11:22発)では近くの工業高校らしき生徒が20-30人乗車。さらに車内は満員。
乗車している方は、徐々に下車はしますが、鯖街道の宿場町へのバス乗換・最寄駅の上中駅(12:12発)で半数近くが下車。

東小浜駅停車中の列車

車内に空席が目立ち始め、私は2駅先の東小浜駅で下車。(12:20着)

12:20
東小浜駅は、単線のホームの無人駅。
清算は車内運転士。
青春18きっぷを提示して下車。
大きな駅舎の大半は、小浜市総合福祉センター。

東小浜駅

改札らしき閉鎖口もなく、近くの小窓にはJRきっぷの販売やレンタサイクル受付、観光案内が兼務するところがあります。

ここで、レンタサイクルを借用。(2時間)

レンタサイクル

料金は、2時間以内で300円。(電動の場合500円)
4時間500円(810円)、8時間1010円(1520円)です。

奥の倉庫には多くの自転車が並んできました。
(普通14台・電動19台)

必要事項を記入後、愛想の良いおじさんが自転車をセッティング。
駅近くには、若狭姫神社や若狭彦神社があり、奈良のお水送りで有名な神宮寺(徒歩45分・約3km)もあります。

これらを少し散策。

最初は、駅から徒歩なら30分の若狭彦神社へ向かいます。
途中、若狭姫神社の前を通りますが、スルーしていきます。

12:39-12:53
駅から15分程で若狭彦神社へに到着。
到着した時は、入口に軽自動車が横に置かれ、近くに中型バイクが停車。
(下の写真は参拝後。自動車・バイクは無くなっていました)

若狭彦神社

数名参拝していたようです。

こちらは、若狭彦神社 上社。
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)「若狭彦神」として祀っています。

入口を歩くと、楼門(随神門)があり、一人の参拝者とすれ違い、参道の二人の方とすれ違い、境内は私だけでした。

楼門(随神門)

境内の参拝する神門へ。

神門

社務所はありませんが、神聖な場所に感じました。

参拝を終え、帰る際には私が駅で自転車を借りる際に、うしろで「ここで借りれるんですね」と大声で裏の倉庫に入ってきた中高齢風の夫婦が参拝しに来ていました。

若狭彦神社で参拝を終え、自転車で約10分、奈良東大寺二月堂へお水送りが行われる若狭神宮寺へ。

到着の少し手前に仁王門(北門)が離れた所にありました。

仁王門(北門)

門をくぐると少し先に神宮寺の門が微かに見えますが、あぜ道で自転車は無理そうなので、車道で迂回してお寺へ。

13:06-13:30
若狭神宮寺に到着。
山の麓にある霊応山・天台宗のお寺。

若狭神宮寺

本尊は、薬師如来
創建年は、伝714年。

拝観料は500円。
受付は無人ですが、御朱印(300円)を頂く為に呼び鈴(風鈴)を鳴らし、住職らしき方に記帳をお願いしました。

御朱印

拝観の500円と御朱印300円を払い境内へ。
後ろに騒ぐ声が聞こえ、見ると先程の老夫婦。
拝観料が居るようなので、入らず戻って行きましたが、この後の若狭姫神社でも会い、列車も同じでした。

奈良二月堂のお水送りを行うお寺。
本堂は重要文化財で立派。
若狭彦神社と若狭姫神社の菩薩が木檻の奥に鎮座していました。

菩薩

本堂裏には苔が美しく、周囲には幾つかの古き建物が残っていました。

約20分程拝観し、入口に置かれた御朱印帳を頂き、次へ。

帰り間際には1名の男性が境内で遭遇しましたが、本堂を拝観後、私より先に帰って行きましたが、静かな山間にあるお寺でした。

参拝を終え、山門のある砂利道坂を自転車を押しながら下るとあぜ道なので、右に曲がり車道へ。
ここから、最後の若狭姫神社へ。

途中には先程参拝した若狭彦神社へ続く左の道がありますが、車道は右へ続き駅方面に進みます。
県道35号線(久坂中ノ畑小浜線)沿いにある若狭一宮・若狭姫神社に到着。

若狭一宮・若狭姫神

13:44-13:58
若狭姫神
駅から最初に前を通った時は、参拝者数名で賑わっていましたが、若狭彦神社と神宮寺を巡った後に到着した際には、先程から遭遇する中高齢夫婦のみが参拝中でした。
御朱印処でいたので私も参拝前に御朱印を拝受。
偶然女性の方が窓口に出てきたのでお願いし、先程の上社(若狭彦神社)と共に下社の若狭姫神社を拝受。
(初穂料・各300円)

御朱印

若狭姫神社は、若狭彦神社の下社で、若狭一の宮
祭神は、豊玉姫命(とよたまひめみこと・乙姫)。
境内には枝を広げて空に伸びる、巨大な千年杉が鎮座しています。

千年杉

姫神社は、乙姫さまをお祀りしていて、安産育児にご利益があると言われています。
境内には、北前船の船玉さまがお祀りされています。

北前船

JR東小浜駅から0.6kmに若狭姫神社があり、2.2kmには若狭彦神社があります。(神宮寺は、3km)

14:04
約2時間で、東小浜駅で借りた自転車を返却。

少し時間があったので、ホームで購入したお弁当を食べて、列車に乗車。

お弁当

14:17
小浜線東小浜駅から一駅先の小浜駅へ。

小浜駅

敦賀からの小浜線は初乗車。
小浜駅で下車したのも初めてです。
到着した際、左には回送列車が停車し、1番線には敦賀行きが入線して125系電車が並んでいました。

125系電車

駅前は広く、少し歩くと海が見える所です。

小浜駅

14:34-14:44
駅前のアーケード街を歩き10分程歩くと鯖街道MUSEUMがあり、無料施設なので入館。

鯖街道MUSEUM

入館すると受付のおじさんがいきなり鯖街道について説明しにきました。
5分程話を聞き、退館。

映像紹介や一部資料などが展示しているだけの小さな所。
3年前には、鯖街道の起点となる商店街があった場所ですが、今は都市開発で周辺整備が行われ、商店街も撤去。
現在は、足元に鯖街道の起点のパネルがあるだけになっていました。

鯖街道の起点のパネル

少し海側に歩く途中には、古い町並みが残る場所がありました。

古い町並み

海が見え、時間があれば若狭フィッシャーマンズ・ワーフから出港する遊覧船に乗船しようと約10分歩くことに。

遠方の若狭フィッシャーマンズ・ワーフ

15:05
若狭フィッシャーマンズ・ワーフに到着。
事前に蘇洞門めぐり遊覧ができるのを調べていたが、予報天気が不明が続いていたので事前予約せず、当日窓口で受け付け。

ちょうど、15時半発の遊覧船があり乗船券(2200円)を購入。
事前予約なら1割引き(1980円)ですが、土曜か日曜の予定を決めていなかったので少し高いですが当日の購入になりました。

乗船券

しかし、この日は小浜湾の外海にある蘇洞門までは時化のため小浜湾めぐりに変更。

15:30
総トン数19トン・40席(定員92名)の遊覧船(のちせ)で小浜湾めぐりへ。

遊覧船(のちせ)

長さ6キロの断崖美と奇岩・洞門の蘇洞門(そとも)へは行けませんでしたが、通常行けない小浜湾をゆっくり細かく回るコースも良い感じでした。

出港時は船室に居ましたが、すぐに上に上がり見学。
上には5名程の学生風の男女が柵越しに座り、ワイワイと。

魚市場・児島・双児島を遊覧。

児島

双児島

折り返しの二ツ岩・三ツ井岩から外洋の若狭湾に変わりますが、この辺りに向かう際には大きな揺れが多発。
横に居た学生風達は、キャーキャー・ワーワーと。

船長からは、所々で揺れやしぶきがある放送が流れ安全対策がきちんとされているようでした。

本来には遠くの蘇洞門付近まで行くようでしたが、この状況なら不可能な位の揺れ。

二ツ岩・三ツ井岩付近で折り返し、赤磯崎、蒼島周辺を約1時間の遊覧し、のりばに戻りました。

二ツ岩・三ツ井岩

数日前の時点では、14時の便は満席でしたが、15時半の便は10名以上の空席がある状態でした。
結局20名程の乗船だけで船内は4名だけ座っていました。

次回来る機会があれば、蘇洞門を見たいですね。

約1時間の遊覧を終え、建物内のお土産・飲食エリアを見ましたが買いたいものが無く、ゆっくり駅へ。

乗船のりばを見るとHISの旗を持った団体客が乗船していました。
本来なら15時半が最終便ですが、16時半頃に団体専用の臨時便が出航するようでした。

再び海沿いの道を歩き、昔に小浜線で走っていたSLを見て小浜駅へ向かいました。

SL(C58171)

17:29
小浜駅から2両編成の敦賀行ワンマン電車に乗車。
小浜駅の券売機できっぷの買い方が分からない高齢のおばさん連中4名がワイワイ騒いでホームにいたので、最後尾(2両目)の車両に乗車。
小浜駅だけは全扉が開く(手動)ので最後尾から乗車。
車内は来る時と違い、空席が多く着席して敦賀まで行くことができました。

18時34分に敦賀駅に到着。
ここから大阪まで新快速で乗り換えなしで行けるので、すぐ新快速が停車するホームへ向かいました。

敦賀駅

小浜線から新快速電車の乗換は跨線橋を渡り、別のホームへ行かなければなりません。

階段を降りると敦賀駅始発の電車が停車しており、窓側に空席が少しだけあり着席できました。
出発まで4両編成の電車が15分程停車。

この間に福井方面からの乗り継ぎ客が一斉に車内へ。
座れない方もいる状況で敦賀駅を出発。

18:49
敦賀駅から新快速網干行に乗車。

新快速網干

この電車は北陸本線米原経由。
行きは湖西線経由でしたが、米原で前に8両連結し、12両で終点の網干まで行きます。

4両の電車は米原まで立ち客も増え、米原到着(19:42-54)で大勢の方が前の8両に移動されていきました。

21:17
敦賀から米原経由で約2時間半で大阪駅に到着。

大阪駅

今回は、乗換を極力少なめにした小浜の旅でした。
新快速で姫路方面から北陸・敦賀まで乗換不要・普通乗車券で行けるのは便利ですね。

以上、若狭・小浜の旅でした。

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