とらすず日記

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鉄印旅【天竜浜名湖鉄道】

鉄印旅(東海編① 1日目 1/3)
大阪~天竜二俣天竜浜名湖鉄道

~2020年10月17日(土)~

早朝の大阪は雨。これから行く地域も雨が続き、夜の大垣駅で傘がいらなくなっていました。

今日から始める鉄印旅。
鉄印帳が、全国各地で完売しており、事前にあることを確認できた静岡県天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅を最初に決定。
(天竜浜名湖鉄道さんは、随時Facebookで在庫状況の更新しています。)

今回の使用切符は、大阪から米原まで格安切符。

事前に金券ショップで1,560円(通常1,980円)で購入。



米原からは、「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」8,620円(土日2日間有効)を使用。

自宅から大阪駅へ。

05:55
大阪駅5時55分発快速長浜行き電車に乗車。



07:42
米原駅に、7時42分到着。
ここで在来線・JR西日本の改札を出たすぐ右のみどりの窓口で「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」を聞くと50m先の新幹線改札口のみどりの窓口を紹介。
JR東海の窓口(新幹線改札)がここなので「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」(8,620円)を購入。さらに、自由席特急券を購入すると新幹線の乗車も可能なので米原から浜松までの自由席特急券(2,530円)を購入。



余談ですが、、、浜松まで夜行バスで行く場合、直近なら5,000円ほどかかります。
朝が早いですが、今回は米原から新幹線を使って行くことにしました。

08:12
米原駅8時12分発ひかり640号で浜松へ。



米原駅の乗り換え時間が30分あり、切符の購入も早かったためホームに上がると7時57分発ひかり638号が到着してきました。

この車両、最新のN700Sでした。
(浜松が止まらないので乗りませんでした)



自分が乗るひかり640号の自由席は、2-3割程でガラガラ。
コロナの影響で乗客は少ないですが、名古屋駅からは7割程でした。

09:13
浜松駅9時13分、定刻到着。



次は、遠州鉄道に乗車するために新浜松駅へ。



ここで問題発生!

事前にネットで調べた列車では9時23分発でしたが、実際は9時20分に出発済。
乗り遅れてしまいました。(ある経路検索サイトが間違っていました)
乗り換えを急いでいれば乗れた感じですが、次の9時40分発で終点の西鹿島駅へ。



10:13
遠州鉄道西鹿島駅に到着。



数分前に天竜浜名湖鉄道の列車は出発しており、次発は30分以上待ち。
今回は、鉄印のついでに「転車台&鉄道歴史観見学ツアー」に参加したく次発に乗るとギリギリで鉄印やツアーの申し込み時間がないので、駅前に停車中のタクシーで天竜二俣駅へ。
歩くと30分ほど。遠州鉄道西鹿島駅の改札にいた駅員に天竜二俣までのことを聞くと「歩るいたことがないので。。。」など返答。不親切&不愛想の印象を持ちました。

10:25
タクシーで約10分乗車で天竜二俣駅へ。(運賃1,140円)



駅舎内には、列車できた乗客が8~10名ほど窓口に並び「転車台&鉄道歴史観見学ツアー」などのきっぷの購入・受付をしていました。
5分程並んだ後、横の売店らしい扉から鉄印帳(2,200円)と鉄印(500円)を購入。
ここの鉄印は、社長直筆の場合500円。社員のものは300円です。
多くの人は、社長直筆が人気です。また、平日は社長直筆で書いていただけるようです。(土曜休日は社長の書置き印)

ここで、天竜浜名湖鉄道の鉄印GET!(通算1個目)

◆ 鉄印 ◆




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◇記帳場所 天竜二俣売店(改札横)
◇記帳時間 09:00~16:00
◇記帳料
 ①300円 社員による墨書きをプリントしたもの
 ②500円 社長による墨書き直筆
 但し、不在・土曜休日は社長直筆の書置き
◇記帳条件(下記の当日利用なものを提示)
 ・天竜浜名湖線の入場券、乗車券、回数券、定期券
 ・転車台&歴史館ツアー参加券
 ・洗って!回って!列車でGO!参加券
◇デザイン
 県書道連盟の師範資格を持つ天竜浜名湖鉄道の長谷川寛彦社長が毛筆書きしたもの。
◇その他
 書置き印(日付のみ手書き)
◇ひとことメモ
 ここで鉄印帳を購入したので鉄印帳の提示は不要でした。
 基本的に社長直筆を書く際は鉄印帳が必要なので提示条件にないようです。
 また、社員鉄印は300円ですが、余白がさみしいので4つほど自分でスタンプが押せるように売店端においてありました。
 多くの方は、500円の社長鉄印を選択しているようです。
 会議や所用、土曜休日は原則社長直筆の書置きになります。
 天竜二俣駅に来た際は、車庫近くに転車台があります。平日は1回、土曜休日は2回転車台と昔の天浜線機材などが展示された歴史館のツアーがあります。
次の列車までに帰って来れるので時間が合えば参加するのもオススメ。
ちなみに、ホームからは転車台や扇形車庫が遠くに見えますが、線路脇からは原則見えにくい場所にあります。
また、天竜二俣駅前の機関車公園には、SL(C58389)が置いています。



さらに駅横の線路脇には、旧国鉄二俣線で走っていた「キハ20443」と20系客車「ナハネ20347」が展示されています。



付近には、紹介ボードもありました。



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天竜浜名湖鉄道
Tenryu Hamanako Railroad Co., Ltd.
1935年二俣線掛川駅遠江森間(12.9km)開業。
1987年3月15日、国鉄二俣線廃止後、天竜浜名湖線開業。
国鉄時代の遠江二俣駅天竜二俣駅に改称。(他駅も改称)
掛川新所原駅、39駅、67.7km。


集合時間10時50分まで隣接する空き地に旧国鉄二俣線で走っていた「キハ20443」デーゼルカーと客車「ナハネ20347」が展示されています。
雨の降る中連結されている2両を見ていました。

10:50~11:35
「転車台&鉄道歴史観見学ツアー」

天竜二俣駅は、昭和15年(1940年)に建造。
施設一式は地域遺産。
(駅舎、高架貯水槽、洗濯場・浴場、転車台、扇形車庫、鉄道歴史館)

<見学ツアー>
開催時間は、毎週土曜休日は10:50と13:50。平日は13:50のみ。
事前の申し込み不要で、開始時間までにきっぷ売場で参加申込するだけです。
大人350円、天浜線利用者は250円。



開催時間までに駅待合室で待機後、時間になると改札付近で案内人の方が購入した参加券(硬券切符・台紙付)をチェックして改札内に入ります。

ホーム横の線路を横切り、駅舎反対側の施錠のかかる通路に進みます。
立入禁止エリアの敷地内を歩くと洗車台が木々に隠れ見え、ラッピング列車も停車していました。



2-3分歩くと昔、SLで使用していた高架貯水槽がありました。



さらに歩くと昔の建物の中に洗濯場・浴場が残っています。
浴場内には、過去のヘッドマークなども置かれていました。



建物の奥には、転車台・扇形車庫が見えてきます。
今回のツアーのために、列車をスタンバイさせ転車台に乗り、15度ほど回転して別線路に回転移動を実演。
昔のSLならばぐるっと180度まわって方向転換していましたが、現在の列車は前後転換が不要のため、天竜浜名湖鉄道は車庫に入れる際に角度をずらして現在利用されているようです。



3~5分程で転車台の実演が終わり、扇形車庫前で格納された車両を見学。





転車台で使用した列車も。



その後、扇形車庫の一画(一部旧倉庫らしい場所)に鉄道歴史館として国鉄時代の駅名標や部品、各種資料などが展示されていました。





ここまで約30分程。
全体のツアーの見学場所は終了し、来た道を戻りホーム付近で解散。
駅舎の改札を出る方も居たり、5分から10分後に両方向へ行く列車に乗車する方がホームで待って居たり、雨の降る土曜日でしたが、子供さん3-4名を含め15名程度が参加していました。
ちなみに、列車に乗車して洗車体験ができる「洗って!回って!列車でGO!」(600円)も一般の場合、土日休日だけ事前電話予約が必要ですが開催しています。

線路を横切ると丁度帰る列車がホームに到着していました。
(全線開通80周年列車TH2102は、転車台前で撮影)



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大阪~天竜二俣
・移行距離 319.4km
  大阪→米原 110.5km
  (JR京都線 大阪→京都 42.8km)+
  (JR琵琶湖線 京都→米原 67.7km) 1,980円
  米原→浜松 188.8km
  (新幹線 乗車券3,410円+自由席2,530円)
  新浜松→西鹿島 17.8Km
  (遠州鉄道 480円)
  西鹿島天竜二俣 2.3km
  (浜松タクシー 1,140円)
・所要時間 4時間30分(05:55~10:25)
・運賃 9,540円
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<次は、伊勢鉄道へ>


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