とらすず日記

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利尻・礼文旅(5日目 1/2)

利尻・礼文旅(5日目 1/2)
桃岩荘の朝から礼文島を出発・利尻空港

~2022年7月15日(金)~


桃岩時間06:30(日本時間06:00)
朝の桃岩荘は、泊まるとわかります。
すぐに起床できるミュージックが大音量で流れてきます。
都会や密集地ではあり得ない大音量。
しかも、大演歌!

桃岩荘は、元々がニシン番屋。
これを宿泊施設に変えています。
1階には、囲炉裏があり、夜のミーティング場となります。

囲炉裏の場

囲炉裏の場の上・2階を周回できるように2段ベッドが置かれています。
最盛期などは100数名の宿泊者が居た時があり、この囲炉裏の間まで布団を敷いた話も聞いたことがあります。
(私の時は、2段ベッドが満員になる日もありました)
ちなみに、オープンの2階は男性のみ。
女性は別棟にあります。
料金は素泊まり3,960円(ユース会員3,300円)です。
 
この日は、礼文島から利尻島へ向かう船で島を離れます。
朝の1便(ゼロ便と言います)で稚内に向かう方が多く、桃岩荘ではこの便の宿泊者へのお見送りが盛大にされます。(礼文名物)

今回は、札幌から来た親子と男性の3名が乗船されたようです。
船は、朝6時半に稚内から来ての折り返し便。
早朝の船にも今日宿泊する方がいるようで、名物の歓迎旗を振らさせていただきました。

到着船を迎える桃岩旗

08:55
稚内に向けてのフェリーが出港。
今までは、ヘルパーさんなどが踊り・歌いながら見送りを行いますが、今年は無し。

0便のお見送り

お見送り風景 2022

しかし、「いってらっしゃーい!」「また来いよ!」の掛け声は健在。
船からも「行ってきます!」の返答が港に響いていました。

お見送り風景 2022

以前、来た時。
港は濃霧。
湾内を出ると、すぐに船の姿が見えなくなる濃霧。
その光景で、白い風景の向こうから聞こえる
「行ってきま~す」は、
ちょっと感動した思い出が。

今回は、濃霧ではなかったですが、乗船客も見送る桃岩スタッフも少なく、我々のような宿泊者も加わりながら見送りできたのは良かったかと思います。

見送り後、船に到着した京都からのおばちゃんと男性。
予定もなく、一旦宿へ。
送迎車は、桃岩荘へ戻りますが、私は10時25分発のフェリーで利尻・鴛泊に行く予定。
時間は9時過ぎ。
ヘルパーさんに神社に行くと言ったら、途中まで乗せていくよ。と言っていただいたので乗車。

09:15-09:22
厳島神社
桃岩荘の送迎車で神社近くで下車。

厳島神社

丁度、この日は年に一度のお祭りの日。
礼文島では、島の各地区の方が神輿を引き継ぎながら練り歩くようです。
前の道には、隣地区の神輿を待つ行列待ちの人たちがいました。

神輿を待つ行列

階段を上り、参拝。

厳島神社

境内には、人が居なく、島民は玄関先で神輿が通るのを待っていたようです。

~祭神~
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
事代主神(ことしろぬしのかみ)
・三吉大神(みよしのおおかみ)

御朱印は、階段途中の横にある社務所で拝受。
この期間のみ、書置きのようでした。
(併せて昨日参拝した船泊地区の礼文神社の御朱印も拝受)

09:30-09:40
香深港まで戻り、少し時間があるので港近くの礼文町郷土資料館へ。
(建物は、町民活動総合センターです。中の一部エリアにあります)

礼文町郷土資料館

こちらは、礼文島内から出土した土器などが展示され、昔の礼文島の歴史が学べるところです。
入館料は300円。
(今回は、礼文島観光大使のため無料)

館内

館内

2階フロアーもあります。
歴史に興味ある方は、少し時間が必要な場所です。
私は、このあとすぐにフェリーに乗船しなければならないので、速足で10分ぐらいの観覧で後にしました。

10:25
礼文島(香深港)から利尻(鴛泊港)行きに乗船。

フェリー

2日前は利尻(沓形港)から礼文島に来ましたが、また利尻島へ渡ります。
定刻(10:25)に礼文島を離れ出港。
(お見送りはありません)

礼文島 出港

定刻(11:10)に利尻島(鴛泊港)に到着。
ここから、利尻空港へ行き、新千歳行きの飛行機に搭乗。
飛行機は14時25分発ですが、港からの路線バスが飛行機に合わせて出ておらず、出発2時間前の11時55分発の路線バスでフェリー乗り場から乗車。
バスの乗車まで45分。
港の食堂は満席。
仕方ないので、少し歩いた利尻漁協の「くみあいストアー」でパンと飲み物を購入。

くみあいストアー

お弁当や総菜が無かったですが、生うにが売られていました。
100g税込4,500円でした。

生うに(100g税込4,500円)

少しするとレジの方と観光客らしき中年男女が生うにを購入してました。
殆どを購入したようで、その後前を通ると2個ぐらい残っていた感じでした。

11:55
鴛泊フェリーターミナルからバスに乗車。

路線バス

一昨日もここから沓形港まで路線バスに乗車していますが、この日も利尻空港までの乗客が殆どでした。

12:11
利尻空港に到着。

利尻空港

過去に利尻空港は2度(到着・出発)で利用しており、どのような感じか分かりますが、今はコロナ禍が続き、2階のお店・飲食店が閉店。
(お店など一切ない空港)
1階の搭乗カウンターは、3/4が季節運航のANAのカウンターが占有。

ANAのカウンターが占有

ここは、昔ANAが新千歳とプロペラの飛行機で運航していましたが、数年前からJALグループのHACが通年運航に代わり、ANAは冬場など使用していないと思われます。(それなのに、占有率が大)

出発まで、まだ2時間。
1階に入ると長い机がガラス越しにあったので、購入していたパンを食べ、時間はまだまだあるので、空港施設周辺を探索。

空港ターミナルの2階は展望デッキになっており、正面には利尻富士が見えます。
先程まで少し雲がかかっていましたが、全体が綺麗に見えていました。

ターミナル2階からの景色

ターミナル内には路線バスで到着した十数名の人が私と同じように待っていました。
運航状況をネットで確認すると13時50分に到着する飛行機が10分遅れとのこと。
保安検査場の時間もあるので、搭乗口付近で待っていると12分遅れで着陸。

到着機

搭乗客は左前の扉からタラップを利用して駐機場からターミナルの到着入口にいきますが、このロケーション。
ほぼ全ての人が、機体から降りると記念写真タイム。
15分程人が立ち止まり、撮影タイムは続いていました。

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