~2022年7月16日(土)~
この日は、旅の最終日。
07:10
ホテルの軽朝食サービスを食べて夜の飛行機までこれから札幌市内周辺を散策する予定。
08:24
ホテル近くの地下鉄すすきの駅へ。
雨が降り出し足早に地下に入り、ドニチカキップ(520円)を購入。
最初は、南北線で真駒内へ。
08:27
すすきの駅から南北線・真駒内行きに乗車。
08:42
真駒内駅に到着。
地下鉄ですが、途中から地上を走行して終点の真駒内駅は、シェルターに覆われたホームのある駅でした。
駅を出て、地上にはバス乗り場が並んでいました。
今回は、佛願寺札幌本山に行きます。
09:00
真駒内駅から北海道中央バスで約9分。
09:09
石山東6丁目で下車。
バス停を道を挟んだ前には今回の目的の佛願寺札幌本山が見えています。
こちらには、全長5mの黄金色の涅槃像が鎮座しています。
涅槃像としては日本一のようです。
早速、敷地内に入り涅槃像を見れる館内へ。
こちらの見学は無料です。
入口で靴を履き替え、廊下を歩いた中庭奥に巨大な黄金色の涅槃像が見えてきます。
館内では、案内人の方が傍につき涅槃像のことなどを教えて頂けました。
~巨大涅槃像~
佛願寺にある黄金色の涅槃像は全長45mで、涅槃像としては日本国内最大。
1989年(平成元年)、恵山町(当時)にあったリゾート施設「恵山モンテローザ」のモニュメントとして1億7000万円をかけて造られた、翌1990年(平成2年)から公開されていました。
しかし、バブル景気終焉後の1998年(平成10年)に恵山モンテローザが閉鎖され、涅槃像は放置されていたようです。
施設の経営破綻後、像は恵山町によって管理されていましたが、2003年(平成15年)に佛願寺が1400万円で購入。
解体後、2008年(平成20年)に復元し現在に至っているようです。
当日、案内して頂いた方は京都からの人で、同じ関西人でこれを見に来られるのを少し戸惑っていたようです。
(本来は、寺院であり、他の目的で来られる方がメインですが、入館時にネットなどで調べて来られたんですか?と言われたので、ちょっとこちらも戸惑いはありました)
お寺さんなので、100円でローソクと線香を購入し、巨大涅槃像前で拝んできました。
また、多種類の御朱印があるようでしたが、シンプスな基本版を拝受。
滞在は30分程でしたが、敷地入口に金色の狛犬があったり、黄金色の仏像も見えていました。
09:37
石山東6丁目のバス停から真駒内行きのバスに乗車。
休日ですが、車内の座席には殆ど埋まる程の乗客。
1時間程前に居た真駒内駅に到着。(09:48)
09:59
札幌護国神社
地下鉄南北線真駒内駅から幌平橋へ。
こちらでは、札幌護国神社・多賀神社・弥彦神社に参拝。
駅を上がると森が広がり、こちらに多賀神社がありました。
~多賀神社~
(延命長寿)(縁結びの神)
伊邪那岐大神 伊邪那美大神 相殿奉斎(旧山鼻神社)
天照大御神 大山祗大神 天満宮大神 耳早立雄大神
この右奥に札幌護国神社があります。
~札幌護国神社~
・北海道開拓祭神
・各戦役戦没祭神
・公共殉職祭神
・其他特殊祭神
御朱印は、多賀神社の建物にある社務所で拝受。
恋愛パワースポットの神社(多賀神社)の御朱印を求めて頻繁に人が来られていました。
札幌護国神社の敷地から道路を渡った森の方に歩くと伊夜日子神社が見えてきます。
10:38
彌彦神社
新潟県にある彌彦神社。
明治末に新潟県から札幌に移住された方が建てられた神社。
境内には頻繁に参拝者が来られ、御朱印を頂く社務所も数名居られました。
今回は、通常の御朱印の他、「神輿」見開きの御朱印も拝受。
見開き直書の上に神輿の絵柄の紙が貼られ、少し変わっている御朱印でした。
~由緒~
彌彦 (弥彦・伊夜日子) 神社は本社が由緒ある新潟県の彌彦神社で、天之香具山命 ( あめのかぐやまのみこと ) をお祀りし、皆様の無事安泰をお祈りしています。
新潟県から札幌に移住され開発・発展に力を尽くされた有志の方々により、明治末、中島公園の地に心の拠り所と小さなお宮を建立したのが始まりです。大正9年には60坪の社殿が造営され、昭和45年に太宰府天満宮より学問の神様である菅原道真公の御分霊を拝戴、 「 札幌の天神さま 」 と呼ばれ今日に至っております。毎年札幌雪まつりに先立ち 「 太宰府天満宮梅の使節 」 が来道し、当神社にも太宰府天満宮の神職と巫女 ( 梅の使節 ) により紅梅・白梅が献花され、菅公の御霊をお慰めすると共に深く崇敬者の人々に開運と繁栄がもたらされます様お祭り ( 合祀記念祭・献花祭 ) が催されます。
昭和60年には御鎮座75年を記念し、氏子・崇敬者の皆様より心あたたまる御寄付を賜り、檜の香る神殿と大鳥居を竣工し、その後も逐年、手水舎 ( てみずしゃ ) ・参道・玉垣 ( たまがき )等、境内の整備がなされました。また、平成13年には御鎮座90年を記念し、60年振りに御神輿の渡御を行い、氏子地域である豊水すすきの地区を雄々しく巡行致しました。
こうして産土神 ( うぶすなのかみ ) として広く皆様の心の支えとし、幸福を祈り、現在に至っております。
(公式HPより)
10:56
幌平橋の地下鉄から列車に乗り大通へ。
大通からバスセンター前の一駅歩かずに南北線に乗り換え。
地上に上がると、目の前にテレビ塔が見える場所でした。
11:22-11:34
北海道神宮頓宮
地下鉄から3-4分の場所にある北海道神宮頓宮。
こちらは、雪で北海道神宮へ行かれない方に造られた神社のようです。
参拝者は、平日でも見掛けました。
なお、本殿が修繕中のため、御御霊は、三階の仮殿に遷座中でした。
社務所で御朱印を拝受。
待合フロアーに掲げてあった市電「一条線」で使用されていた駅名看板がありました。
北海道神宮頓宮を後にして、徒歩で大通公園へ。
5分程歩くとテレビ塔の周辺に来るので地下鉄に乗らずに大通りへ。
昼食時間だったので、スープカレーでも。
ネット検索をしても近くに無いようだったので、大通公園内の案内所へ。
高齢男性の方が対応されましたが、「スープカレー店は。。。」との返答。
他の2名の中年女性に聞くも知らないようで、男性が大体ありそうな方向を教えて頂いたが、名前もどの当たりかアヤフヤ。
一応、狸小路方面に行きましたが、それらしきのものがなくネット検索。
近場が、先程聞いた大通りのテレビ塔方向。
ネットの指示に従い、20分以上歩いてぐるりと戻るとお店を発見。
12:17-12:55
kanakoのスープカレー屋さん
ビルがある通りを歩くとあるスープカレー屋さん。
土曜日の昼すぎでしたが、店内はそれほど混んではおらず、店内は野菜のダンボールが貼られた雰囲気のあるお店。
注文は「おもいっきり野菜」(1,353円税込)
まいたけ、キャベツ、人参、じゃがいも、ピーマン、カボチャ、ナス、プリカ、インゲン、ゆでたまご、ブロッコリー、プチトマト入り。
なかなかのボユーム。
大切りのキャベツの触感で野菜たっぷり感が味わえます。
この下のジャガイモ。
コロコロしていました。
あまり、スープカレーは食べないので本場で食べてみましたが、50番まで辛さが選べるようで、「オススメは20~30」とメニューに書かれていたので”20”としましたが、あまり辛くは思いませんでした。
無料で選べる50が良いかも。
50-75で50円UP。76-100で100円UPのようです。
食事を終え、後でこのお店を調べると、あの女優・榎本加奈子さんプロデュースのお店のようでした。
13:03
大通駅から東西線宮の沢行きに乗車。
13:08
円山公園駅に到着。
ここから北海道神宮へ。
地下鉄を降りて円山公園方面の地下道を少し歩きます。
地上に上がると、バスターミナルが後方に見えていました。
円山公園は、交差点を渡ると前方に森が見えて、その辺りから広大なエリアが広がります。
13:22
少し歩くと北海道神宮の石碑と鳥居がありました。
境内は広そうでした。
北海道神宮の参道を歩いていると開拓神社がありました。
13:24
開拓神社
~開拓神社~
昭和13年(1938)北海道開拓70周年に開拓功労者をしのんで北海道神宮内に創建。
北海道の名付け親・幕末の探検家松浦武四郎氏など、北海道の開拓に尽くした先人37柱が祭られています。
開拓神社を参拝後、さらに参道を進むと北海道神宮が見えてきます。
13:32
北海道神宮
拝殿前には、歴代皇室の方の木々が植樹されていました。
流石に北海道内で有名な神社のため、参拝客も多く見られました。
~北海道神宮~
主祭神
・大国魂神
・大那牟遅神
・少彦名神
・明治天皇
創建 明治2年(1869年)
参拝後は、御朱印を拝受。
大きなところなので、御朱印は別途会館のような大きな場所の1階窓口で記帳していただきました。
13:55-14:05
参拝後、境内の参道にある神宮茶屋で「焼きたて福かしわ」を購入。
本日の神社仏閣の参拝を終え、帰りのフライト時間までまだあるので、円山公園駅から地下鉄東西線に乗車して宮の沢へ。
14:42
宮の沢駅に到着。
過去に1度来ているので知っている場所ですが、ここから徒歩10分程にある北海道で有名な銘菓・白い恋人たちの「白い恋人パーク」へ。
14:55-15:50
白い恋人パークでは、お菓子の製造工程などが見学できる有料施設以外に無料で敷地内を散策できるコースもあります。
最初は、隣接するサッカー場を見学。
この日は昼頃までJリーグのコンサドーレ札幌(本拠地)の練習などが見れたようですが、行ったときは終了していました。
白い恋人パークの敷地内に戻るとちょうど15時。
園内周辺では、演奏隊のからくり人形が周囲で動き、園内にシャボン玉が飛ぶ光景が見ることができました。
このエリアの館内には、売店などがあり2階にはソフトクリームがいただけるコーナーもありました。
少し小休憩。
白い恋人ソフトクリーム。(400円)
約1時間、白い恋人パークで時間を潰し、そろそろ空港へ。
前回来たときは初めてだったので、地下鉄の駅から白い恋人パークが遠く(15-20分)感じられましたが、今回は駅から地下道を通るとスーパーの西友の連絡通路なら比較的短く感じられました。
(いきなり地上に出ると分からなくなりがちです)
帰りも西友からの連絡通路を利用するため、店舗に入るといきなり六花亭のお店が角にありました。
店には、小分け販売の六花亭商品がずらっと並んでいました。
いつも大好きなバターサンドですが、これは近場の祝祭会場やスーパーで買えるので、今回は珍しいものを購入。
迷っていると女性店員の方が居たので声をかけると、おすすめ5品を教えていただきました。
5品だけの少額購入でしたが、丁寧な対応をしていただいた女性店員の方。
帰り際に名刺までいただき、見てみると店長さんでした。
先日新発売した「花の首飾り」に保冷剤を付けていただき、スプーンまで。
(ちょっとしたことでしたが、有難く思い宮の沢駅を後にしました)
16:50
地下鉄・新さっぽろ駅に到着。
ここからJRに乗車。
以前も来ていますが、JR駅の連絡通路は少し歩きます。
(5-10分)
JR新札幌駅から新千歳空港駅まで快速エアポートに乗車。
18:27
新千歳空港に着いた列車は折り返し手稲行きになっていました。
(いつも見るのは、札幌・小樽ですが。)
18:33
飛行機は20時40分発。
チェックインは19時10分からなので、食事をすることに。
ちなみに、関西空港便は20時40分発の前に2便あります。
19時10分発。20時発。
今回は少し値段が安かった最終便を選択。
ゆっくり、久しぶりの北海道を満喫したいために選びました。
時間があるのでターミナルを散策。
数年前とはあまり変わっていませんが、「北海道LOVE」の文字が目立ちます。
ターミナルビル内には複数の飲食店があり、どこも賑わっていました。
北海道ラーメン道場には、たくさんのラーメン店がありましたが行列店ばかり。
どこも行列が出来ているので、ここに来ると最後はマツジンのジンギスカンに。
こちらも10数組の待ちがありましたが、回転率が速く20-30分待ちで入店。
おひとりさまでも気軽に入れるお店。
ひとり用のジンギスカンセットもあるので、「特上ラムジンギスカンセット」をタブレットから注文。
以前は店舗限定で、最後にデザート(シャーベット)が付いていたメニューもありましたが、今は無さそうでした。
ひとりジンギスカン。
マツジンのジンギスカンは、タレが肉に付いており、ジンジスカン用の鍋の周辺に野菜を置き、中央の突起部に肉を焼き、周囲にマル秘ダシを掛けるスタイル。
19:38
食事を終えて、搭乗手続きのためPeachのエリアへ。
ピーチの場所は大手航空会社から離れた端。
東京(成田)・大阪(関西)・名古屋(中部)の三空港行きの搭乗客が重なり、保安検査場も少し混みあっていましたが、チェックイン機で搭乗券を発行して搭乗口へ。
19:48
案内板を見ると乗る飛行機は20分遅れ(21:00発)に。
搭乗口が1B。
これは、バス搭乗。
さらに出発は遅れるだろうと予感。
20:50
バスへの搭乗が開始。
後方座席の先頭車と2台のバスが飛行機近くに来たが、5分程停車。
21:08
機内に搭乗。
21:11
Peach 関西空港行 MM118便。
定刻20時40分から31分遅れで出発。
新千歳空港の滑走路まで10分程、走行。
(滑走路裏の遠い場所のスポットに機体が駐機していたため)
機内は、前列の一部を除き、ほぼ満席。(180席)
隣の3列の真ん中は今風の女性!
新千歳空港を離陸したのは21時40分頃。
約1時間遅れ。
LCCなので、遅れていても特にお詫びなどのアナウンスが無いのは承知済み。
23:36(公式サイトで確認)
約2時間のフライトで関西空港に到着。
この時間では、最終の南海電車(23:55発)は、ギリギリではなく、ダメの確率99.9%。
LCCのピーチだけ現在、第2ターミナルを使用。
このため列車の駅がある第一ターミナルまで無料連絡バスが出ていますが、23時36分に乗れなかったので、次は23時46分。
大幅な遅れ。
飛行機を降りて倉庫のような到着エリアを複数人がダッシュしていましたが、バス時刻がコレなので少しの希望で乗車。
23:45
乗客の中に2名のベイシャトル(神戸ー関空)最終(23:50発)に乗船する人が居たため少し早めに運転手さんが出発。
ポートターミナル前で下車させ、第一ターミナル(エアロプラザ)へ。
時間は23時54分。
一部の若い男性がダッシュし、他に十数名ダッシュして南海電車の改札へ。
私もがんばって走りましたが、改札までは最低でも2-3分必要。
仮に乗れても、難波からタクシーで帰ることを考えればと。
結果的に最終列車は出ていきました。
10数名の人は改札に入ってすぐ、駅員が最終を見送り「もうダメ」と言われ、みんなIC取消手続きをとっていました。
(私は改札を入る手前だったので)
多くの方が途方に暮れてましたが、私もあの飛行機を予約していた時にこの事象が発生することを予想していたので、割り切って第一ターミナルで始発まで待つことに。
24:00
2階のフロアーには、コンビニとマクドナルドが24時間開いていました。
おそらくピーチの乗客らしき20-30名が椅子を占有して各々休息していました。
私は、1階の人の居ない静かな椅子の場所で休息。
後ろにはトイレ、給水場があり、時折工事関係者が出入りしていますが、無事に朝まで過ごせました。
(日付がかわり、数分後には警備の方が周囲を見に回っていました。本来なら人が居ないエリアなので、空調などの連絡?をしたかどうか知りませんが最初どこかに連絡しており、滞在者がいたので空調を動かしていただいたかも知れません。その後、1時間毎に見回りに来ていたようでした。近寄らず、遠くから様子をチェックされていたようです。)
<次は、利尻・礼文旅(7日目)>