伊勢の旅(2日目)
◆近鉄電車フリーきっぷ 2日目◆
~2023年6月2日(金)~
近鉄電車全線2日間乗り放題きっぷ2日目は、昨日と同様伊勢方面へ。
しかし、近鉄電車に乗車した朝には大阪市に大雨警報が発令される悪天な一日が予想されるので計画を変更。
とりあえず、予定通り伊勢方面の電車に乗車。
今日は、昨日より1本遅い(鶴橋07:08発)五十鈴川行急行に乗車。
鶴橋駅に早く着いたので、始発の上本町駅に一駅戻り始発駅から乗車。
07:06
大阪上本町から急行五十鈴川行に乗車。
列車は、青山町始発(05:37発)の急行が出発2分前に到着し、折り返し五十鈴川行の急行になります。
先頭4両はLC車両で、後ろ2両は名張で切離しの6両編成。
車内の混雑度は窓側席が埋まる程度。
09:27
伊勢市駅で下車。
本来なら、この日は、JR松阪から紀勢線・滝原駅へ行き、
皇大神宮別宮・瀧原宮へ予定でしたが、台風2号の影響で大雨が懸念されるので、松阪駅に下車せず、伊勢市駅へ。
到着時には大雨。
車内で急遽予定を変更し、伊勢周辺のみに計画を変更。
前日購入していた乗車券(松阪→滝原/680円)を、
伊勢市→二見浦(210円)に乗車変更し、470円返金。
二見浦に行く列車は、10時20分まで無いので、大雨の中外宮近くの神社へ参拝。
09:53-10:04
豊川茜稲荷神社へ参拝。
大雨の中、駅前から伊勢神宮外宮の勾玉池に隣接する豊川茜稲荷神社へ。
勾玉池からの出入りはできません。
<山田産土神八社(やまだうぶすなはっしゃ)>
伊勢神宮外宮領にある産土神八社のこと。
藤社は1945年(昭和20年)に外宮宮域の整備のため坂社に合祀。
今社/世木神社/箕曲中松原神社/上社/坂社/茜社/須原大社
大雨の中、人影は無かったですが、入口に和歌山ナンバーの車3台が停車しており、低い鳥居が並ぶ境内に進むと、4-5名の祈祷を終えた参拝者とすれ違いました。
境内は木々に覆われ、大雨で足元は水溜まり。
身動きもしづらい状況の中、拝殿で参拝。
社務所では電気が灯いていましたが人影がなく、御朱印を諦めようかと思っていたら、社殿に人影を発見!
先程の祈祷者の椅子などを整理する為に神職が居たので御朱印を依頼し拝受。
▽ 豊川茜稲荷神社 ▽
主祭神:天牟羅雲命・蛭子命
社格等:旧村社・山田産土神八社
創建:一条天皇御世(986年)以前
別名:あこねさん
大雨が続く中、足早に伊勢市駅へ戻ります。
10:13
伊勢市駅に戻ると、10時20分発快速みえ(鳥羽行)の案内板から消え、10時57分発鳥羽行普通列車が先頭に。
大雨の影響で快速みえは、伊勢市駅で運転取止めらしいようで、次発を待つことに。
10:30
次発の10時57分発鳥羽行普通列車も運休とのアナウンス。
折角乗変した参宮線二見浦方面の列車は大雨で伊勢市駅より先は運行されないようなので、駅員に乗車券を聞くと無手数料で払い戻すとのことなので210円の支払いするため窓口へ。
窓口は、先客2名が居り、先頭の30代ぐらいの男性は、恐らく長旅の乗車券を購入するような感じで、駅員が長いレシート風の経路紙を何度も発行し、20分以上並んでも一向に返金できず、最初にここで清算と言った駅員に「210円の清算は事後処理できないか」と申し出ると、少し駅務室に戻ると返金210円を持って来られた。
(鉄道のオタク系は、周囲を見ずに自分の事しか考えないので、窓口一つを占有する小さな駅でのこのような発券は考えるべきです)
予想外に30分以上、伊勢市駅で時間を要したので、雨がこれ以上降り続くと近鉄も止まる感じだったので、伊勢を撤退。
この時点で、予定していた紀勢本線(多気~新宮)も終日運転見合わせになっていました。
11:18
昼前ですがこのまま大阪へ戻る方法もありますが、予定していた津へ寄り道。
伊勢市駅から急行名古屋行きに乗車。
昼前ですが、学生さんが多く見られ、大雨の影響で学校は早期に休校になっていた感じでした。
11:55
近鉄津駅に到着。
駅には大勢の学生が雨宿りしており、駅前のお店で昼食。
JR側の改札を出た左側のビルの地下にあった「炉庵」さんで日替ランチ(税込990円)を注文。
本日は、カニクリームコロッケ、出汁巻き、刺身二種、小鉢、サラダと別皿で、チキンステーキ(ハニーマスタードソース)。
大きな弁当の折箱にサーモン・イカが二切れ、小さな出汁巻き、コロッケ、サラダ、小鉢。
別皿では、小さなチキンステーキ。
大雨で駅から直結していたので、サラリーマンなどが頻繁に出入りする居酒屋。
威勢の良い男性が店内を案内し、掘りごたつ式のカウンター席で食べましたが、無料のご飯大盛りでお腹は足しになりましたが、おかずは値段を考えると少し残念でした。
(食事が出てくるまで20分以上待ったのも、ちょっと)
食事を終え、まだ大雨が降り続く中、近鉄側西口の改札出口正面の森の中にある三重県護国神社へ。(徒歩5分)
12:42-12:51
三重県護国神社へ参拝。
参道や周辺道路が滝のように流れる中、歩いて参拝。
▽ 三重県護国神社 ▽
三重県津市にある神社。
禁門の変・戊辰戦争から第二次世界大戦までの三重県関係の戦歿者6万3百余柱を祀っています。
JR・近鉄の津駅西口前にあり、徒歩5分。
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主祭神:国事殉難者
社格等:内務大臣指定護国神社・別表神社
創建:1869年(明治2年)
雨が降り続くため、昼過ぎですが早々大阪へ帰ろうと時刻を検索すると、途中の伊勢中川駅で40分以上待ちの結果が出たので、雨でリスクはありますが、名古屋方面の反対の列車が早く来たので乗車。
13:03
津新町始発の名古屋行普通列車に乗車。
13時22分、白子駅に到着。
雨は降っていますが、駅から近くに伊勢型紙資料館(無料)があるので、こちらで電車の時間調整して約40分程滞在。
13:28-13:58
伊勢型紙資料館 【館内撮影禁止】
白子駅から徒歩5分の古い町並みにある一軒家。
こちらは、江戸時代末期の建物で白子屈指の型紙問屋であった寺尾斎兵衛家の住宅を修復して、平成9年に開館。
寺尾家は江戸時代から伊勢型紙の生産から販売までを行い、行商範囲は東北地方から関東一円にも及んでいました。寺尾家住宅は、型紙関係の商家としてまた町家建築の代表例として、市史跡に指定されています。この由緒ある建物は、寺尾正一氏から寄贈を受けたものです。(公式サイトより)
伊勢型紙資料館に入ると女性職員の方が対応。
大雨で奥の施設は閉じたようですが、伊勢型紙の紹介ビデオを見せて頂きました。
列車時間を見ながら、ビデオも見終え、伊勢型紙の展示を見たので、駅へ戻りました。
14:13
白子駅から近鉄名古屋線、急行松阪行に乗車。
学生さんが多く乗車し、雨の影響もあり1分遅れで発車。
30分の乗車で、大阪線の乗換駅・伊勢中川駅に5分遅れの14時43分到着。
伊勢中川駅手前で、急遽乗車していた列車の行き先が伊勢中川止まりに変更。
これより先は運転取止めのようで、私自身は伊勢中川駅で乗り換えるので特に影響はなかったです。
白子駅出発時に、鳥羽線(五十鈴川-鳥羽)が運転見合わせになっていたので、徐々に運転見合わせ区間が増えそうでした。
14:53
伊勢中川駅から大阪線の急行上本町行きに乗車。
14時37分発の先行列車(14:37発・鳥羽発名古屋行アーバンライナー)の特急が10分以上遅延していたので、後続の上本町行き列車も5分遅れで発車。
伊勢方面は大雨の影響でダイアが乱れていましたが、乗車した急行は東青山駅で7分停車時間があり、5分遅れが解消。
16:47
近鉄鶴橋駅に到着。
近鉄・JR環状線ホームには、所々で雨漏れ箇所。
通行できない場所がありました。
大阪・鶴橋に到着しましたが、JR環状線も本数を減らし運行。
この時点で、阪和線・大和路線が運転見合わせになっているので、環状線内は15分に1本程度の発着間隔になっていました。
遅れ73分の表示。
乗車する区間快速も大和路線が運転見合わせ中なので天王寺止まりのような大阪環状線の電車。
17:00
JR鶴橋駅を6分遅れて環状線の電車が到着。
このまま自宅へ。
この日は、予定を変更し急遽、白子駅の伊勢型紙資料館を見学しましたが、通常の乗車券だったら合計5,640円を使用していました。
小計(2日目) 5,640円
・鶴橋→大阪上本町 180円
・大阪上本町→伊勢市 2,170円
・伊勢市→津 760円
・津→白子 360円円
・白子→鶴橋 2,170円
なお、初日の乗車券の金額を合わせると総計5,630円でした。
(1日目の使用状況)
・鶴橋→五十鈴川 2,180円
・宇治山田→伊勢市 180円
・伊勢市→上之郷 650円
・上之郷→鶴橋 2,620円
初日と合わせると販売額3,000円のきっぷで11,270円を利用した計算になります
帰宅後、本日伊勢市駅で購入していたお土産を食べました。
<赤福、2個入り銘々箱>(税込250円)
赤福が。簡易の紙箱に入っています。
こちらは、伊勢の本支店や伊勢市駅/宇治山田駅で購入出来ます。(人気品なので売切れが多い)
少量の赤福を食べたいときにピッタシ!
<季の羊羹>(税込450円)
小さな箱の中に2切れの羊羹。
外側の抹茶・ほうじ茶の味が微かに感じ、中の餡子は少し甘めでした。
<以上、伊勢の旅 END>