冬の津軽旅(2日目 1/2)
◆津軽鉄道ストーブ列車◆
~2023年2月21日(火)~
旅行2日目。
朝食は、ホテルのバイキングへ。
部屋のテレビには、レストランの混雑状況が見ることができます。
朝6時半に見たときは混雑(赤)でしたが、8時前には「少々混雑(黄色)」になっていたので1階のレストランへ。
こちらは、宿泊料金に入っておらず、料金は入場の際に前払いする方式。
料金は1,800円。
郷土料理など口コミで有名だったので、この日の朝は前日4,000円のクーポンから使用。
料金を払い、それ程広い(60名程?)レストランではありませんが、奥隅のテーブルに案内され、バイキング形式の料理をチョイス。
豊富な種類の料理を少しづつ取ると、テーブルいっぱいに。
あおもり海鮮盛(大畑町海峡サーモン、陸奥湾ホタテ、イカとツブの昆布和え、しめ鯖、ネギトロ、真タこ、ますこいくら)、味乙女の温度玉子、十五穀米など。
食後は、手作り甘酒とリンゴ&ヨーグルト。
手作り甘酒は、少しだけ入れてきましたが、甘さ・酒粕味などが感じず、少し口にしただけで残しました。
09:00
ホテル前に中型の観光バスが停まり、今回のツアー客13名が乗車。
ツアー唯一の観光。
バスガイドさんが付いて、津軽鉄道の最北駅・津軽中里へバスは出発。
途中、津軽道で除雪車が前に走っており、雪が降り続く中、予定時刻の10時20分に津軽中里駅に到着。
(バスは、この後、回送で五所川原駅へ)
駅に到着すると雪。
この日は大雪の予報。
狭い駅の改札通路には、個人客がこれから乗車するストーブ列車の乗車券を購入する人の行列。
発車時刻まで時間があったので、駅舎内にある広いスペースへ。
ここには、飲食できるお店やイベントスペースがありました。
10:48
雪が積もる日本最北の私鉄駅・津軽中里駅からストーブ列車に乗車。
この日のストーブ列車は、前後に気動車を連結しての3両編成。
写真では、機関車を先頭に走っていましたが、メンテナンス中だとかで、両サイドに気動車を繋いで運行しているようです。
気動車1両だけではストーブ客車が重たくて動かないようで、後方も連結支援されているみたいです。
列車が発車して早速車内販売。
販売員の方から、名物のスルメ(700円)とリンゴジュース(150円)を購入。
購入後、袋を破るとアテンダントさんがストーブの上で焼きます。
2-3分でスルメが焼き上がり、細かく裂いて元の袋に入れていただけます。
1車両の前後に1つストーブがあり、後方側は、我々の団体客専用のストーブとして利用。
(前方は、一般乗客の方が車掌役の方が焼いていた様です。)
外は雪で窓は曇り、ストーブ付近は暑いぐらい。
車内は乗車前からスルメの匂いが充満。
焼きたてのスルメを食べましたが、硬くてしゃぶりながら食べるのが精一杯。
残りはお土産に。
アテンダントさんがスルメ焼きを終えた後、沿線のガイドを。
乗車から10分程で桜の有名な芦野公園駅に到着。
ストーブ列車の乗客は下車しませんが、出発時に駅舎の喫茶店の方が手を振っていました。
芦野公園を出発3分後に列車がすれ違いが出来る金木駅に到着。
ここで本来なら4分停車の列車交換待ちですが、この日は大雪のため、15~20分のラッセル車待ち。
車掌さんの了解の元、ホームへ。
雪が降り続き、10分待ってもラッセル車が来ない。
20分程待ってラッセル車が到着。
停車時間中に数名の人が下車して、車掌がラッセル車撮影はすぐの発車のため不可と言っていましたが、粘り強く話すと私のみOK。
入線直後に撮影して客車へ。
11:25
約19分遅れで金木駅を出発。
次の駅・嘉瀬駅では、元SMAPの香取慎吾さんが番組の企画でペイントした列車が停車。
数年前に再度塗りに来たので、雪に埋もれた列車が見ることができました。
11:46
約14分遅れて終点の五所川原駅に到着。
(定刻時間は11時32分着)
五所川原駅は沢山の積雪。
駅に到着後、駅舎には折り返しのストーブ列車の乗客で長蛇の列。
駅前には、乗車する観光バスが待機。
11:58
予定より20分程遅れて、弘前方面へ。
約1時間バスに揺られて、弘前城周辺の津軽藩ねぷた村に到着。(12:58)
ここで自由昼食。
津軽藩ねぷた村の入場券(料金600円)は食事前にガイドさんから受領。
(食事後いつでも入館できるように配慮)
昼食は、津軽藩ねぷた村にある「旨米屋 UMAIYA)」さんで「津軽料理遺産御膳」を注文。
料金は1,500円ですが、昨日から2日間利用可能の津軽フリーパスの特典(100円引)で1,400円で食べました。
貝焼きは、生卵をかき混ぜると美味しく頂けます。
鰊の切り込みは、コリコリ感が良く。
けの汁の具材は、汁の下に沈んでいました。
<お品書き>
青森県陸奥湾産ホタテの貝焼き味噌
けの汁
鰊の切り込み
一升漬け(清水森ナンバ)
赤かぶの千枚漬け
梅干し(紫蘇巻)
本日の小鉢
ごはん(青森県産米 つがるロマン)
この後、津軽藩ねぷた村内で津軽三味線山絃堂の演奏があり、当初13時半を予定していましたが、14時20分の演奏に急遽変更。
(ストーブ列車遅延により予定変更)
食事は13時40分ぐらいに終え、30分以上時間があるので大雪の中、弘前城に隣接する青森縣護国神社へ参拝へ。
過去2度来ているので、場所は分かっていますが、今回は大雪で歩道に雪が積もり、北門からすぐの神社への道は積雪で歩きづらく、鳥居から境内も積雪の道。
13:47
青森縣護国神社に参拝
境内は除雪も行きつかない道がある中、拝殿へ。
参拝後、社務所へ。
社務所の呼び鈴を鳴らし御朱印を依頼。
建物奥から出て来られた方に書置きの御朱印を拝受。
この方曰く、「本日は大雪警報で1日で40cm以上の積雪があったようです」と言われました。
悪天候ですが、ちょっと強引に参拝に来ましたが、この後再び、津軽藩ねぷた村へ。
14:10
津軽藩ねぷた村に入館し館内のねぷたを鑑賞。
過去にも来ていますが、あまり変わっておらず、津軽三味線の演奏者は前回と違う方でした。
この日は、鶴峰会(相澤裕斗)さんが演奏者でした。
<以前(2009.5.4)の時は、竹山会(高橋竹泉)・山田三絃会(一戸ライ子)さん>
14:45
演奏や説明のショーが終了し、この後は弘前城へ。
朝は14名の参加者でしたが、津軽鉄道・金木駅で2名が離団。
私も弘前城で離団。(ガイドさんへ通知済)
弘前城まで三の丸東門を通り、12+ガイド1名の計13名が城内へ。
本来なら赤い橋(下乗橋)から天守閣に行けますが、工事中。
ガイドさんは天守閣に行けないと思っていたようで、偶然後方に警備員の方が通ったので聞いてみると北側の券売所からしか行けないとこと。
私は、離団できるので、過去に来た際のあやふやな道を思い出し、そちら(鷹丘橋)の方向へ。
足元は滑りやすい雪道。
ガイドさんも足をとられる中、天守閣へ。
ツアーの予定時間が遅れているので、天守閣を見てすぐ撤収。
わたしは、ここから別行動。
城内を歩き、弘前城情報館へ。
歩ける道(除雪道)が限られているので、情報館に到着。
本来なら二の丸東門から出れば良かったですが、直進し続け情報館へ。
折角なので冬季限定でここで販売している御城印を購入して、帰れる除雪道を教えて頂き、くねくね回りながら当初の二の丸東門から城外へ脱出。
ツアー集団と別れてから30分位城内を彷徨いましたが、この後は、昨日とは異なる方向(奥羽本線・秋田県側)にある大鰐温泉へ。
大鰐に行くには、JRもしくは弘南鉄道に乗車する必要があり、お城から一旦JR弘前駅へ行くと列車本数が少ないため、乗車したことのない弘南鉄道・大鰐線の始発駅・中央弘前駅から乗車することに。
<次は、冬の津軽旅④へ>